◆千夜一夜4
千夜も展覧会も行きたいけど旅行で破産しよったし体調よく無いしお留守番…我慢だ我慢…ジョジョ展と10月のイベントにむけて自重……と悶々しつつ気を紛らわそうとエジプト関連のムック眺めてたら古代エジプト展の情報が載っていまして。全長37メートルのパピルスって何だそれって。
結局「東京出張って日帰りだったよね」ってことで日曜の夕方に滑り込みで差し入れと新幹線チケット買いに行って、月曜日帰りした。滞在時間訳7時間。
やっぱりオンリーはね、盛り上がりが楽しいですね。密度高くコスプレも見られるし(きゃわいい先輩後輩とかめっちゃ麗しいシンジャとかいっぱいいたけど夏黄文ばかり目で追ってしまう、、そしてイサドゥ見て卒倒しそうになった)。10月の東京に出るか11月の大阪に出るか凄く悩ましい、、人込みコワイヨだしオンリーは弱小サークルでも超絨毯爆撃の攻撃範囲にうっかり入ってしまっててんてこ舞いだったりするし、でも大阪はなんだか、、いつも落ち着きすぎで、、、せっかくなら東京に出たい、、、もう少し悩む。てかペラいコピー本一冊くらいしか出せん過疎スペだが売り子を探さねば(95%の確率で遅刻するから)
色々感想とかお伝えしたい相手がいらしたのだけど、チキンすぎて、かつ心の準備も差し入れの用意もせずに来たので、びびってほぼお買い物だけして終わった。いつもながら後悔。だいたい二度目ましてか三度目ましてくらいじゃないとうまく話せないのでハジメマシテのキッカケくらい作っておけばよかったorz...
リアルだと自分あまり萌え話しないから(なんかのスイッチが入らない限り)引け目もある。ツイッタやブログ覗くのも、どっちかといえば「この素敵な絵や文を書くひとは普段どんな生活してらっしゃるの」という興味の方が大きいかも。萌え語りも楽しいけど。
yうきさんとこでおしゃべりさせて頂いておやつもらったりしてきゃっきゃした後、まだお逢いしたい方がいらしたのだけど、2時過ぎには引き上げて森アーツへ。
◆大英博物館 古代エジプト展
東京、毎年何回か行ってるけど、六本木行くのって8年振りくらいな気がする。ビザとりにいって麻布十番で銭湯に入ってかえったよねまだヒルズ無かった、確か。
森ビル……!!!ぎょえーーバベルの塔ですやん!
って……おのぼりさん丸出しで写真とってたけど。この日は空の青が凄く深くて、雲もなんだか発光するように激しくて、見たかった晩夏の蒼天に近かったかも。
エジプト展、良かった。ほんまにパピルスの死者の書メインだった。こんなに沢山のパピルス見たの初めて....!!!! 感動。天の船とか、心臓スカラベにウロボロスの首飾りとか(永劫の命?)。てか死んでからこんなに色んな段階を踏まんと楽園に到達できないのか、、天秤で心臓の重さを量るだけとおもってた。凄く興味深い。
ツタンカーメン展から予備知識をがつがつ入れまくって行ったし、かつ現地の解説も充実していたけど、これヒエログリフが多少なりと読めればものすっっっっごく面白くなるんじゃないかと思って勉強しようかなと思いつつ挫折する気がする。図説は買わないつもりだったけど気がついたら持ってた。
◆ひるめし
ヒルズのザ・パントリーでサンドウィッチ。めっちゃ普通かと思いきやパンとかフレンチフライがなんかさくさくして、微妙においしいの。でも高い。夜は恵比寿のつばめグリルでハンバーグと思ってたけど腹が減らないし、もうやめて!財布のHPはゼロよ!状態なのでおとなしく帰る。
◆帰ってから
いつも周りの人々の戦利品ダイブと読了の早さに驚かされる。自分は、中学高校と活字中毒だったせいか漫画や小説を読む速度自体はべらぼうに早いのだけど、読んだ後の昇華・消化するスピードが遅いし処理能力が低くてがつんとくるものは一日にそう何種類も噛み砕けないというのもあって。あと「??」と思ったら結構何度も読み返したりしてるので、山を崩すに時間がかかる。
nさんのシャルヤムとイサドゥにぼろ泣きして(支部でいつも美しい絵だなあと眺めていたんだけど、漫画が…二次創作でここまで胸に迫るものを書けるのだと、、捏造やパロや様式美の二次も好きだけどやっぱり一番は作品を愛するファンによる真剣すぎる深読みの文化なのだと思う)、それで暫く頭ぽかーんとしていたので、山はまだ2/3以上残っている、ある意味幸せ。夏黄文受けとかも面白かった。好物の後輩×先輩はこれよりゆっくり楽しみます。
ああこの感動をご本人に伝えたいけど言葉が下手なのともの凄いチキンな性格が災いして。。次のイベントでまた手紙を書こう。。。。と思う。。。。
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◆
神戸から金曜に戻って来たのだけど、この日が不調のピークだったようで、ずっと視界が船に乗っているようにたゆんたゆんしていた。立ちくらみはちかちかする、めまいはたゆんたゆんするね。が、土曜にほぼ元気に。
◆
あるしょんかむれすなてぃーの紅茶…冷房の効いたサロンであったかい優雅なかほりの紅茶…とか思い描いていたらyっちゃんが「甘いもの食べたいからアルションいこ」ってメールくれて、いつもながらエスパー具合にぎくりとする。もう結婚したほうがいいかもしれない。ジョジョもお互い5部が一番好きだって判明してやっぱり結こ....
ここ何度か、予約いっぱいで断られてたのだけど、今回もクレープリーアルションの方では2時間後まで予約いっぱいということで駄目だった。でもふたすじくらい法善寺側にあるサロン・ド・テ(二階席だけの狭いとこ)は30分で座れた。デセールだけのつもりがお得感に釣られてランチをば…
しかし失敗。ランチは普通に美味しかったけどフランボワーズとピスタチオのケーキはバタークリーム?がこてこて甘過ぎて一口残してしまった。一口だけ残す人を私は嫌っているんだがどうしても最後の一口が無理だったorz...
紅茶はバイカルをセレクト。華やかで軽やか、クスミティ好きにはおすすめ。
トルコギリシャのおみやを渡し、H&Mをのぞき(人込みこわいからバーゲンこわいけど安くなってるときに仕事用の服ちょっと買っておかなきゃな→蛍光イエロー蛍光ピンクのタンクトップやきんきらきんのミニスカお買い上げorz...)、別のカフェにてだべり(共和制ローマの統治システムについて熱く語ってすいません)、ふたりでネイルカラーを見にいって、喋ってる内容以外は実に女子っぽい感じの一日であった。
*
yっちゃんと別れてツイ見たら、仕事の山をばっさばっさかき分けてトルコに飛ぼうとしているchacoさんが、大阪に旅行持ち物買い出しに出てきはるタイミングだったのでメールして合流。この日がはじめましてなのにヨドバシで一眼レフまえにああだこうだ囀ったり。晩ご飯につきあって頂いたり。
実は自分はわりと人見知りなんだけど、初対面でがつがつ喋ってしまう相手が、たまにいる。
もっと建築話したい...! 気持ちをふりきって終電お別れ。
やっぱり夏の恒例、ちょっとばてぎみのようです。ハードワークしてないから呪われきっていた去年一昨年あたりにくらべれば断然元気だし、ちょっとかしいでも立て直しが早いんだけど。なんせ不安定。
悪夢を見て、もやもやして、明け方4時に散歩に出て、近所の教会にむらがっている猫に癒されるもよけいにぐるぐる考えてドツボにはまりそうになり、、結局かえって夜明けを感じながら、お絵描きとかしてみたり。
晴れ渡ったクリアな青もいいけど、深い深い晩夏の青空が早く見たくて。
そもそもだ。死後の世界がさ、永劫、さまざまのあおい青い蒼い碧い空の中を墜ちてゆくとかなら、ロマンチックだとおもって。原始の海であり空でありすべてあお、あお、あおって、明け方のぼんやりと蒸し暑いあいまいな景色の中で、ブルーに恋をしていた。ツイで某さんが教えてくだすったのだけど、仏教の解脱=死後はじめに広がる青い世界に飛び込んで行ける、だそうで。本当ロマンチック。
それにしてもあれもこれも破綻している。テキストを描くも、絵を描くも、結局、さしたる基盤を養っていないおつむも上等でない人間が感覚的にしゃかしゃかっとやって、破綻している感じで、でも他にやり方もわからず、時々もどかしくせつない。
◆冬瓜と豚バラのスープ
昨夜の晩ごはん。とろっとろに煮えた翡翠色にすきとほる冬瓜に豚肉のこくが沁んでうまい。黒酢を少し垂らして夏の定番。旅から帰って買い出し行って漸くまともな食事。
しかし今朝はすもも3つ食った時点で唐突かつ盛大にリバースして、ダウンしていました。途中で起きてテキスト校正してUPしてまたバタン。すももが悪かったとも思えないし、喉もいがいがするので、夏場風邪引きかけだろうか。
元々虚弱なうえに毎年七月、年末年始、二月は呪われているとしか思えない事態が起きて、去年の今頃ちょうど救急車乗ってるんだけど、今年はハードな仕事もしてないし油断してた。
雑誌いっぱい買っちゃったけどとりあえずサンデーのR18モルさんは自宅にて確認し、ダヴィンチとオトナアニメディアと別冊スプーンの三冊だけ持って神戸帰る。スプーンは未チェックだったのに表紙つり球だし、ペラ見したらうた恋ちょい載ってるし、ランラン先輩とがっちり目があってしまったのでレジに連れて行った次第。
◆ダヴィンチのジョジョ特集
編集者、ブチャラティ好きなのか、四部の紹介ページがほぼブチャでコンプリートされてる。自分はブチャトリ推しでもあるけど一頁あるんだからもうちょいジョルノとか他のメンバーとか暗殺チームに触れてほしかったものだ。
アニメ化は何部なのだろう。25周年渾身のクオリティならば5部が見たい。プロシュート兄貴はこれまで見てきたアニメ、漫画、小説等のなかで最も格好いい最期を遂げたキャラだったりする。
ちなみにリアルタイムで追っていたせいか4、5、6部にとても思い入れがあり、初期はそんなに詳しくない。
実は7部スティールボールランの途中から読んでないのでコミックス買わねばだ。
◆
やっぱり体調微妙なので落ちぎみになるやもしれません。東京行くどころではなかった。
徹夜でテキスト書いたり英語やスペ語メール返したり職場部活タスクしたりポエニ戦争に食いついてハミルカル・バルカのエピソードとか熱弁したりいろいろぶっこんだので、知恵熱かもしれない…
◆LinkinPark new album "LIVING THINGS"
カ コ エ エ エ .........!!!! ちょっと久しぶりに痺れた。
もともとMeteola 〜 Hybrid Theoryでがっつりはまり込んだものの、Minutes To Midnightでちょっと心が折れて(本人たちは"MeteolaやHybridTheoryにとらわれずやりたい音楽を探究して行くからファンもそのつもりで楽しんで欲しい"的なことを言ってたけど何かあまりにも…そうチェスターはバラッド歌いたいの?悪く無いけどわくわくもしないよ痺れないよ?マイクとも役割分担し過ぎじゃない?全部似たような大人しい曲でねむいよ?って。いくら理屈を言われても魂が求めるのがコレジャナイ感が拭えず)、Thousand Sunsで「あ、ちょっとピコピコしてるけど悪く無いかも?」って思って。じわじわ期待して。
で、こ れ で す よ!!
私がチェスターLOVEなところはメロディアスなバラッド部分の美声と、渾身のシャウトのざらざら感が見事にめりはりとパンチきいてる二極性なんだやっぱり。そこにマイクのラップがクールに絡んで、ギターやドラムスやその他のサウンドが重厚にかつ繊細に絡み付いて。
最初の三曲は、初期に惚れたメロディアス+ハードなシャウト+ラップがパワーアップして帰って来た感じがする。そして曲が多彩!Catalyst的な近未来感と初期のリンキンらしいメロディアスでロックなLost In The Echo、Burn It Down、アルバムとしては大人しすぎると思われたMinutes〜で培われた美メロバラッドに絞り出すようなサビが切ないIn My RemainsやI'll Be Gone、今までのリンキンに無い明るくダンサブルな(歌詞の薄暗さはともかく)Lies Greed Misery、マイクメイン(だよね)でしっとりメロウにキラキラしたRoads Untraveled、ちょっとレトロなダンスチューンかR&BくさいSkin To Bone、
がんがんダーティなシャウトで聴かせるVictimized、ラップメインでダークなUntil It Breaksがアルバムの終盤に変化つけて、で〆は、アルバム頭に通じる近未来感のあるインストTinfoikからしっとりメランコリックなバラッドPowerless。
好きな曲も沢山あるしアルバム全体としても飽きの来ない編成なんじゃないだろか。直前2枚のアルバムは確かにここに至る進化の過程だったのかも。ああああ痺れる!
◆マギ本誌145話
前日に壁紙DLで全体絵は観ていたけど、やはり刷り物で、見開きの巻頭カラーに壮大なコピー入った状態で見ると胸が熱くなる。左右(東西、陰陽)の対比だったりシルクロード一続き感だったり、ジュダルちゃんの腹のえろさだったり、アリモルアリモルアリモルだったり、シンの持ってる林檎→罪の果実?という深読みだったり。でBSでもナチュラルに隣同士に並んでたますしゃるは表紙でもやっぱりナチュラルに隣同士なんですがまっすん縦書きコピーだだかぶりで見えないでやんの。
本編は白瑛ねえさまの凛々しさ美しさにもう…もう…もう…パーンした。が、悪堕ちな弟君やら紅炎との確執?それともまさか惚れてる?だったりという部分を見るに……自分にはどうも、白瑛には死亡フラグというか犠牲フラグがちらついてしかたがないorz 白龍君はアレだな、命をもてあそべば命に復讐されるよ.....。
紅兄弟と白姉弟は確執がっつりかと思ってたんだけど意外と紅明→白瑛が普通に感じ良かったな。紅明くんも色々気になる。紅覇も戦闘中は高慢でぶっとんだサドっぽいとこはあるけど普段はふつーっぽいし。
ドルジの格好良さが★5つ。騎馬隊やべええしかもみんな眷属器使いとか。
モガメットのじいさんはあれだな粘着な感じだな、ヤムさんのことも根にもってそう...
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◆
あと復職面談に備えて一ヶ月にわたる金髪を何か大人しい色にと思ってヘアサロンにいったのにオレンジのボブ(首筋刈り上げ)という派手さではそう変らない状態で帰って来てあれ??ってなったり、住民税が今月から2万yen/月とかで泣いたり、久々にそそぎたんと近所のイタメシでだらだらくっちゃべったり。DaiDocoroはほぼはずれなしに美味な店なんだけど今日のリガトーニのカルボナーラは個人的にまあまあだった。まずくはないけど、チーズっぽ過ぎて。もっとクリーミーなのが好きだ。覚書:ゲルトーマ
フライト前日なのに荷物をつめるどころかスーツケースも開いていないというていたらくですがまあ飛べばなんとかなるよきっと。メガネとカメラとあいほんとパスポートとカメラさえあれば。あとガイドブックか。
6/24~26の三日間、名古屋に行って参りました。十回以上行ってるけど「友達とごはん食べに行くとこ
」という認識なんで、観光は初めてかも。ちなみに名古屋はよく区画整理してあるので、名駅周辺、栄、金山では迷ったこと殆ど無い。
◆一日目
アーバンライナーで一路。着いたのは15時くらいだろうか。夕方にりょうちまと待ち合わせをしていたのだが送られてきたメール本文の「デザイン提出中、OKでたらすぐ職場離脱する」に絶望する。同業者から見るとどう見ても夜中まで仕事フラグ。。
クレープリーのテラスのソファでガレットつつきながら時間をつぶしたりしたけど(コメダは大阪にあるけどクレープリーは無い)、あんじょう徹夜することになったという一報を浮け、独りで観光すべくテレビ塔とかナディアパークとか覗きに行く。リア充とSKE観に来たっぽいにーちゃんグループばかりだが、名古屋の夜景なかなか美しい。でも都市の規模に対して、ネオンや広告が異常に少ないよね....?(後日、椿さんにきいたところ規制されてるらしい)
で、せめて顔を見て飯だけでも…と、差し入れを持ってりょうちま事務所へ。
→味噌煮込みうどんを食いに行き、何故か手伝うことに。まさかの、名古屋で、こうせいしたり、でーたつくったり、しゅつりょくしたり、にゅうこうまえたいおうの徹夜。ホテルとらなくてよかった...
◆二日目
明け方ホテル戻って、シャワー浴びて2時間くらい寝て。元気なのでコメダでモーニング食って。
この日からは椿さんとデート。
*大須観音:赤と黄色のペイントがやや琉球風の賑やかな神社でした。のみならず門前や商店街も、テラスや半屋外で食べられる店が沢山あって、道も広々して、南国っぽい開放的な雰囲気。好きだ。。原宿っぽいチンドン屋ちゃんがいた。お昼は安くて美味しくイタリヤ現地な味のSoloPizzaでした。ここでもテラス。
*名古屋城:おもてなし武将隊を観る。予想以上にかこよくて、アドリブトークも面白くて、陣羽織など衣装の再現度クオリティ高くって面白かった。観客を引き込んで盛り上がるのがいいなあ。
*名古屋市科学館:ここは金かけてリニュしただけあっておしゃれで見応えありだ。(私が小学生の頃から時間が止まっているとしか思えない神戸市立青少年科学館とは大違い...)。プラネタリウムも、ギネスに載ったとかで、通常プログラムなんだけど凝ってた。銀河の中を飛ぶ浮遊感もあった。でもコンテンツがかなり大人向け、子どもはHα波とかγ波とか言われてもわからんだろ....
*夜は千種に移動して、馬刺と串揚げの美味な居酒屋で遅くまでおしゃべり。
◆三日目
この日も椿さんと。フォトジェニック。
*熱田神宮:雨上がりの杜は荘厳だった。とはいえここは何だか熱帯雨林のようです。樹々の幹にも草が茂っている。美しい白木組みの拝殿から閉ざされた本殿を望めば、白い玉砂利が神の道のように輝いて、森の向こうに海を感ずるがごとく。
*蓬莱でひつまぶし:さっくりと香ばしく、くさみがない。そして米がうまい。固めに炊いてほどよい粘りがあり、たれが絡んでも粒が際立って。肝焼きもふっくらととろけるよう。
*夜はタカシマヤ上のトラジにて、暮れ行く名古屋の夜景を見ながら焼肉。ゴマサラダ香り高く。カルビはとろりとして、ホルモンの肉質もよし。さすが椿セレクト...! 〆のテール粥も豚骨に似たコク深い味わいで素晴らしい。ここはおまけのデザートでホームランバーが出てくる。謎。
二日半、フルで充実していた…!ありがとう二人共。
台風一過。今日は通院日だったので梅田〜福島。ついでに本屋に長居。明日名古屋行きのため名古屋のガイドを買いにいったのに、TRANSITと装苑を持って帰ってきてしまった。
雑誌やムックは目に美しいものが好きです。エディトリアルがこなれていて、写真が上手で、メリハリがあって、記事に読み応えがあるもの。仕事柄とか自分の女子力の低さとかあって三ヶ月に一回くらいはいわゆる女性誌を手に取るべきだとは思うのだけど、どうにもOL御用達の女性誌は食指がうごかず、なんだかんだで先月もVogueとSPUR買ってた、まったく自分自身のファッションとか見目には応用しようがないけど、脳が歓ぶのだ。
◆TRANSIT(イタリア)
トランジットの特に地中海ものは迷わず買います。しかしトルコ、ドイツ、イタリアと青い表紙続きだな。
ヴェネツィアの春のカーニヴァルの仮装。グロテスク。クッチーナ・イタリアーナ、ポストモダン、キスを交わすひとびと、ヴァチカン、古代ローマ……ああイタリア行きたい。旅程にあと三日あればアテネからローマに飛んでやるのにと悔しい。もうちょい早く思い立つべきだった。半月か三週間くらいの日程くんで安いホステルくんで。休職してちょっと行動力も落ち気味だ。
◆装苑
そろそろ次の号が出そうだけど今の号が気に入ってたのでお買い上げ。ウミウシのドレス素敵。オートクチュールは奇抜さばかり狙いつつ球切れ、みたいな感じがたまにするんだけど、こういうコンセプトしっかりしてて形が美しいのは楽しい。あと表紙のフォントがショッキングピンクと黄色でなかなかPOP、夏らしい。ドゥーブルメゾンもおとめちっくな夢がある。
◆八日目の蝉
これ書いてる時点で金曜ロードショー。残り30分くらいまで見た。あまりじっとTV見てられないタチなんだけど……そしてベストセラーは期待はずれのことが多くて原作未読なんだけど。なかなか凄い映画だと思う。ずっと痛い。暗く美しい映像の中で、複雑に絡んでしまってほどけない糸の中で登場人物がそれぞれもがいて糸が余計に絡んで行くというか。必死に抑圧した激情をいまにも爆発させそうなぎりぎりのバランスで。過去と現在を交互に見せて。キワコとカオル(エリナ)、チグサ母子の身を寄せた新興宗教「エンジェルホーム」が一種の狂気でありつつも安息だったのだなあと。
でも終盤、少し救いが見えてきた気がする。美しいロードムービーのような誘拐犯の「母」との逃避行から、同じ海をとおして幼なじみの二人が瀬戸内を越える……
誘拐からの逃避行、逃避行、やっと辿り着いた小さな島で、そこに居場所を見付けて、ありきたりに幸せな光景のなかでキワコがやっと"母"として笑えるようになった…その後に待ってる破綻を知っているからこそあまりに悲しく美しい。
でも現代のカオルは、迷い迷って苦しむ娘は、この島の土を踏んで帰って行くみたいだ。幸せな普通の家族の記憶なんて無い、母親になんてなれないと泣いた娘は、(誘拐犯ではあっても)母の愛、島の人々の笑顔に包まれて暮らした日々を思い出して、階段を上ることが出来るんだろうか。チグサは?
たぶん最後にもうワンショックツーショックくらいありそうだけど、最後までみよう。
↓
カタルシス...。鉄板ではあるけれど、優しく悲しい思い出から、押し殺した激情を昇華させて、未来に踏み出す予感に溢れたエンディング。観てよかった。
そして時間とクッチーナイタリアーナ見ちゃった結果の堕落した晩ごはん。桃とブリーチーズとプロシュートをパンにのっけて、って至上。手抜きのくせに好物だとどんどん堕落するから危うい。
◆マギ本誌143夜
シェヘラザード本当にロ/リババアだったね…はあ…しかし美しい。200年もレームに君臨してるって本当なのか。彼女はマトモなのだろうか。属州の話とかレーム帝国は私が守りますとか見るだに初期の白暎ねえさまに似た、でもそれ以上の同じ独善の気配もする(142話で歪んだレームの平和と娯楽を見せられただけに)。考え過ぎかな。そして作者いわくイケメンレパートリー最後のひとり、ムー。めっちゃいいひとっぽいですね。。こういう騎士タイプはお姫様を護って天に召されやすいので既に心配。まっすんと同じ下唇ピアスはレームの剣闘士の監修なのか。ファナリス男子の通過儀礼とかでも面白いなあ。ファナリス兵団とか天使の園ですね。そして、これはtさんの論なのだけど、明るいファナリスが出てきた事で、まっすんともっさんのムスッと無愛想な性格が民族固有のものではないっぽい→実の兄妹フラグ?
ババがガルダにとどめをささず、どころか賞金で買い上げてやっているところに、初期のチーシャンでの彼の姿をかさねて、胸熱くなる。
◆マギ本誌144夜
やっと…!モルジアナ回。ネカフェでのマギ初読みからずっともっさん好きすぎてだめだ。
彼女は肉体的に充分強いので精神的な試練が多い気がするな。真っ暗な渓谷の中をひたすら下って「本当は底なんてないんじゃ」「このまま死の国へ?」っていうシーンはいっしょにぞっとした。そして「進めるわ!」「もう迷わない、どこまでだって走ってやるんだ!!」に涙でそうになった。少女の勇気。
煌帝国皇帝の死亡って父王の手ぬるさに苛立った紅炎にアルサーメンが手を貸したとかだったりして(とまた深読み)。
ユナン。スナフキンユナン。予想よりもっと優男...なんでそんなに胸元はだけてんの。
さてファナリスの居る「向こう岸」がつまり「あっちの世界」?あっちの世界はアルマ・トランのあった場所?なの?"ファナリスはこちらでは悲しい思いを沢山させられてしまう""あちらに行ったら二度と戻れない" →なんか死後の世界としての天国のようだな…痛みも無い替わりに未来も成長も無い。アルマ・トラン=理想郷という言う点、そしてそれが滅びたのは"前に進むのをやめたから" 、世界が命が前に進むというのはすなわち運命を乗り越えるというアクションによる。あとトランの民の関わり具合も気になる。昔はあちらとこちらは一対で、アルマ・トランの滅亡とともに分割された→トラン語の伝承の中にだけその秘密が…とかそういうの?……あああぐるぐるする面白い。
◆アニメ化
意外なところで情報ぽろりしたけど。あー複雑だ。動くあの子たちが見られると思うと溜まらなく嬉しいんだけど、同人界の流行りモノみたくなるのは何だか嫌だし(アニメ化したらちょっと自分はぴくしぶから離れるかも)。思い入れがあるだけにあまり適当なものは見たく無いし。8巻までくらいをがっつりやって→ワンクールやすんで→半年後か一年後に9巻以降を...みたいな方式とってくれないものか。結構伏線ばしばしの作品なので下手にアニメオリジナル入れずに尺の足りないとこは手ブロネタやペーパーネタを盛り込んでくれると嬉しいな。
録画機器無しで3年くらい暮らしてるけどもう買うしかない。だが破産しそう。
本棚買うのをあきらめます...
◆季刊エス
サンデー本誌についてたというピンナップ絵が掲載されていてようやくピスティとかスパルトスとかあのあたりの色がわかった。うれしい。初期設定も面白い。ジャーファルさんはわりとイキなのかな、にしても萌キャラすぎるね。アジアンな初期ヤムさんが好みすぎて転げ回った。あと仔マスvs.シン……あう…
エスは初めて買ったけど、いいムックですね。エディトリアルが素敵。主にナナメの遊び心ある独特なレイアウトなんだけどルールがあるのか読みやすい。そして、ちょこちょこがっつりグリッドはさんできたり見開きタチキリでイラストばーんと載ってきたり。白場メインと色ページ、記事ページと写真・絵ページのバランスやめりはりも読みやすい。あといい紙使ってるしかも2種類!ぜーたく。内容もアニメやマンガ・イラストがメインだけどバレエ演劇や映画、ドール、彫刻、アメコミなど多岐にわたっているのが面白いし実に読み応え有り。毎回買ってもいいかも維新派、サイコデリシャスやアントワーヌ・マチウとか挟んでくるのが実にニクいです。
カテゴリは違うけど講談社のトランジットとかのあの充実感。
「おおかみこどもの雪と雨」を観ねばならないことを理解した。
◆
先日、哲学の道では土砂降りで惨敗だったので、蛍観測リベンジ。本当言うと能勢の山の中なんかで乱舞を見たいが病の関連で運転控えてるので、乱舞は来年に見送り。
糺の森と迷った挙句、行ったことのない上賀茂神社にしました。祇園からバス乗ったら一時間以上掛かった失敗→おけいはんの人は出町柳回りに載るのが正解。
明るいうちに着いたけど頭痛と耳鳴りが酷くてロキソニンのんで喫茶店で一時間半おやすみの後、境内のならの小川でほたるまち。下鴨なんか街中だけど、この辺りは結構寂れてて時間潰すとこが境内か鴨川しかないよ。
結果、思ったよりたくさんの蛍の観測に成功。夜の8時〜9時がピークかな銀閣寺方面とかに比べて人も少ないし京都市内では穴場かも。
◆
あと日曜はgrafの束見本展へ。
ツカミホンとかまにやっくですね。
今の仕事はじめて驚いたことのひとつに、背表紙の幅の決め方がある。紙の厚みなどで計算してるのかと思いきや、「用紙が決まったらまず束見本を作成→出来たモックの背幅に合わせて入稿データの幅も決める」だったものな。
展示としては、並べて触らせるだけじゃなくてもう一捻り欲しかったです。そもそも有名なデザイナーやプロダクションが出展してるのに誰の出展した何なのかが表記されていないのは…
grafの塩キャラメルクレープが好き。たまには別のものをと思いつついつもオーダーしてしまう。甘じょっぱい+苦味がきいてて香ばしくてうまいのだ。かりっと広くて程よくもっちりな生地にナイフを入れるのもソソル。モーリシャスバニラミルクティと一緒に。
◆
唐突だけど6月末から一週間ちょいエーゲ海方面に行くことにした。本当は7頭出発の格安ツアーも目星に入れていたのだけど、自分団体のペースついて行けないしツアーメシマズだし。もう気ままに航空券とホテルだけ手配してぶらぶらしようかと。
7がつ空きのあったカタール航空ドーハのトランジットに嫌な予感しかしないので、トルコ航空+オリンピック航空に変更。そのせいで一昨日思いついて→今日手配→予定繰り上げて6/29出発とかいう…
今週末~来週は名古屋、そのあと実家なので用意するヒマないけどまあ都市部に行くんだし現金があれば色々どうにかなる気がする。まずガイドブック買わねば、だ。引率するときはそこそこ綿密にやるのに、自分独りだとわりと後先考えず思いつくままにやる性格治らない。
むしろ準備云々よりフライト日の台風情報と悪名高いOAのストが心配だったりもする。
◇
赤江瀑の訃報にいまだショックが抜けない。『オイディプスの刃』、『蝶の骨』豪奢で幽玄な世界を見せていただきました。ご冥福を祈ります。
yっちゃんと矢田寺へ。郡山行くの何度目だという感じだけど、矢田の方面は初めて。
ここは良い山寺ですね。土砂降り→小康→土砂降り、の繰り返しで、雨の風情云々という以上にびしょぬれになったし足下はぬかるんだけれど、その分花房に雫をたたえるさまとか、山が土の香りとてれぴんみたいな緑の香りとですがすがしくにおい立って素晴らしかった。
バス停から10分程参道を昇れば本堂と紫陽花園なので(急な坂と石段ではあるけど)長谷寺ほど歩き回らずにお目当てに辿り着けます。そして凄いなあと思ったのが、本堂裏。古い墓碑石塔石碑のある区画を抜けて裏の御山が。御山の斜面まで紫陽花の群生、こんな規模の紫陽花は初めて見た。
見事なブルー。ノーブル・ブルー。
夜は出町柳まで戻ってファラフェルガーデンのテラスでイスラエル料理を堪能。
ファラフェル→ガルバンソーの団子を揚げたもの、は、ビーガン食品なのだけど、豆の甘味と香ばしさが美味。おからの仲間という感じがした。家で作れるだろうか。あとケバブと、シュニッツェル(レモン風味のチキンカツ、さくさく)。付け合わせの人参がハーブがきいていて美味。あとフレンチフライがさっくさく。セットの米の量が多い...単品ひとつ+セットひとつ注文してセットの飯をシェアすればよかった。
もの凄い土砂降りを眺めながら、雨に湿った坪庭のテラスで毛布にくるまって、ミントティー飲みながら蛍見物のため日暮れ待ち。セイロン+ドライミント+生ミントのあつあつティーうまー...そして雨の中よく歩いたので二人共眠くなって意識を飛ばしつつ。
日が落ちたのでバスで哲学の道まで行ったけれど、あんじょう蛍は一匹も居なかった。
業腹。リベンジしたい。
実家の近所の川にも居るらしいんだけど、夜行く場所ではないから観た事ないなあ...
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prf.
HN:
ヤ巳(yami)
オチたalfooから引っ越し。雑記。鬱日記、腐った叫び、ごはん日記、感想文、唄詠み、何でも。
◆
マギはいまんとこサンデー本誌おっかけてます。YOKOSHIMAな方面では後輩先輩の掛け算が好物ですが王様と政務官とかノマとかもいける雑食。
◆
あとキュンするのはドロへドロ、シュトヘル。本棚の凶器は京極堂と戦闘妖精雪風。心のバイブルはOZ(樹なつみ)、天翔けるバカ。GKはたっつみーとかドリさんあたり。百鬼夜行抄は癒し。厨二形成いわゆる青春は炎ミラと銀英伝、ハードボイルドはルパン(原作とTV1stシリーズ)、最近小説で泣いたのは梨木香歩(植物園の巣穴とかあのあたり)、お風呂の供はローマ人の物語(塩野七生)、良い夫婦はsamurai7、商業blはえすとえむくらい、ジョジョは岸部露伴と第5部。シルクロードスキーだが卒論はイベリアのイスラーム建築、移住したいのは台湾というちぐはぐ。音楽はリンキンパークからKOKIA、ピアソラ、ハウシュカまで節操無し。[20120601時点]
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マギはいまんとこサンデー本誌おっかけてます。YOKOSHIMAな方面では後輩先輩の掛け算が好物ですが王様と政務官とかノマとかもいける雑食。
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