■イベント関連のお知らせ:
*冬コミC85:不参加です
エリオハプト兄弟アンソロに寄稿しているのと、zero windのときさんの狼マスシャル本の表紙を作らせてもらってます(絵は無いですが…)
*インテCC大阪97:5号館 セ30a 直参
トラブルの無いかぎり、本出ると思います。既刊が残部僅少ですが、持ち込みます。
*その後
春コミに出られたらいいなあと思いつつちょっと雲行きが…
============
近況:
12月中旬から婦人科系のアレコレでダウンしてます。まともに歩けない日があったのが、ここ2,3日でこましになってきたところです。このまま治ればいいなあと思いつつ…お医者の見立てでは繰り返しそうな予感も。とりあえず正月ごろごろして元気になりたい。。
年末年始は実家でございます。ようよう食欲戻って来たから、おせち楽しめる。嬉しい。
以下・ただのミラジェンヌ返り咲き語り:
炎の蜃気楼 昭和編1冊目『夜啼鳥のブルース』が出ましたね。
ミラージュは中学生の頃にどはまりし、四国編の途中〜無印完結までリアルタイムで追って、かつおたくへの入り口・初めての二次ジャンルでもあったので非常に思い入れのある作品なんですが、就職して実家を出るときに書籍もCDグッズの類も処分してしまい、暫く離れていました。(邂逅編はちょこちょこ新刊が出ると読んでいたんですが。)
なんだか……またリアルタイムで追えると思うと、想像以上に感無量です。既に"いい思い出"というか、熱は落ち着いたと思っていたけど、やっぱり好きで仕方ないみたいというのを再確認。
戦後間もなくという時代設定もいいし、30代古傷持ちの景虎に対し、直江がぴちぴちの、ちょっと線の細い感じの医学生、っていう……。
年下かよ!やばい萌える……!
笠原時代も直江の方が年上っていうイメージが勝手にあったので(やらかした事から見ても昭和枯れすすきだと思っていた)、年下攻め?が新鮮で。大学生のくせに相変わらずぐるぐる回って煮詰まっているけれど……。
昭和編は最終的に美奈子事件に帰着するのでお先真っ暗なのはわかっているんですが、それでも多感な時代よりは楽しく読めるんじゃないかなと思っています。四国編〜完結まではあまりにハードな展開すぎて新刊出るたびに鬱になりながら読んでいた。最後まで読んで救われたけれど。その頃よりは、割り切って読み進められる気がする。時代的な萌えポイントも踏みつつ→新聞記者の長秀、カフェーの歌い手マリー晴家、ってのも素敵。
信長との関係の描かれ方も、とてもよかったと思う。ネタバレになるのであまり書けないけれど、「別の出会い方をしていればあるいは…」という仮定を少しなぞるような。
ミラージュに置ける愛憎の構図っていうのは、男同士(それも闘う男同士)でなければ成り立たないものである部分がとても面白いと思っています。中学生には衝撃でした。
「強すぎる愛情・同化欲・男として絶対に勝てない相手への屈辱感」の三つどもえでぐだぐだになっている直江。それを見下し、或は拒絶するようでありながら、結局は無償の愛を信じられず自己をも愛せないから、直江の屈辱にまみれた執着によって自己の存在価値を確認し続けないと生きていけない景虎。
面倒くさい奴らですよね。愛おしいです、本当……
*冬コミC85:不参加です
エリオハプト兄弟アンソロに寄稿しているのと、zero windのときさんの狼マスシャル本の表紙を作らせてもらってます(絵は無いですが…)
*インテCC大阪97:5号館 セ30a 直参
トラブルの無いかぎり、本出ると思います。既刊が残部僅少ですが、持ち込みます。
*その後
春コミに出られたらいいなあと思いつつちょっと雲行きが…
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近況:
12月中旬から婦人科系のアレコレでダウンしてます。まともに歩けない日があったのが、ここ2,3日でこましになってきたところです。このまま治ればいいなあと思いつつ…お医者の見立てでは繰り返しそうな予感も。とりあえず正月ごろごろして元気になりたい。。
年末年始は実家でございます。ようよう食欲戻って来たから、おせち楽しめる。嬉しい。
以下・ただのミラジェンヌ返り咲き語り:
炎の蜃気楼 昭和編1冊目『夜啼鳥のブルース』が出ましたね。
ミラージュは中学生の頃にどはまりし、四国編の途中〜無印完結までリアルタイムで追って、かつおたくへの入り口・初めての二次ジャンルでもあったので非常に思い入れのある作品なんですが、就職して実家を出るときに書籍もCDグッズの類も処分してしまい、暫く離れていました。(邂逅編はちょこちょこ新刊が出ると読んでいたんですが。)
なんだか……またリアルタイムで追えると思うと、想像以上に感無量です。既に"いい思い出"というか、熱は落ち着いたと思っていたけど、やっぱり好きで仕方ないみたいというのを再確認。
戦後間もなくという時代設定もいいし、30代古傷持ちの景虎に対し、直江がぴちぴちの、ちょっと線の細い感じの医学生、っていう……。
年下かよ!やばい萌える……!
笠原時代も直江の方が年上っていうイメージが勝手にあったので(やらかした事から見ても昭和枯れすすきだと思っていた)、年下攻め?が新鮮で。大学生のくせに相変わらずぐるぐる回って煮詰まっているけれど……。
昭和編は最終的に美奈子事件に帰着するのでお先真っ暗なのはわかっているんですが、それでも多感な時代よりは楽しく読めるんじゃないかなと思っています。四国編〜完結まではあまりにハードな展開すぎて新刊出るたびに鬱になりながら読んでいた。最後まで読んで救われたけれど。その頃よりは、割り切って読み進められる気がする。時代的な萌えポイントも踏みつつ→新聞記者の長秀、カフェーの歌い手マリー晴家、ってのも素敵。
信長との関係の描かれ方も、とてもよかったと思う。ネタバレになるのであまり書けないけれど、「別の出会い方をしていればあるいは…」という仮定を少しなぞるような。
ミラージュに置ける愛憎の構図っていうのは、男同士(それも闘う男同士)でなければ成り立たないものである部分がとても面白いと思っています。中学生には衝撃でした。
「強すぎる愛情・同化欲・男として絶対に勝てない相手への屈辱感」の三つどもえでぐだぐだになっている直江。それを見下し、或は拒絶するようでありながら、結局は無償の愛を信じられず自己をも愛せないから、直江の屈辱にまみれた執着によって自己の存在価値を確認し続けないと生きていけない景虎。
面倒くさい奴らですよね。愛おしいです、本当……
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先週分はエリオハプト&眷族考察がっつりでしたが、今週は感想ときどき考察。
◆エリオハプト国王
ダウルマカンではなくアールマカンだった。そして国王。アメン・ラーってもろ太陽神ですね、王は太陽神の名を継ぐのか……しかしそもそもマギの世界に「神」の概念があるかどうかは謎(これまで「信仰」は出て来ても「神」の言及は無い、「神様たすけて!」みたいなセリフも無かったと思う)。個人的にはアメン・ラーは氏ではなく王個人の称号ではないかと。
ちなみにカーメン家がアメンの名を頂いているように見えるのは意図的か、たまたまなのだろうか(元ネタと思われるツタンカーメン=ツタンクアメンのアメンも太陽神から。ツタンクアトンから改名)。
◆エリオハプト国王
ダウルマカンではなくアールマカンだった。そして国王。アメン・ラーってもろ太陽神ですね、王は太陽神の名を継ぐのか……しかしそもそもマギの世界に「神」の概念があるかどうかは謎(これまで「信仰」は出て来ても「神」の言及は無い、「神様たすけて!」みたいなセリフも無かったと思う)。個人的にはアメン・ラーは氏ではなく王個人の称号ではないかと。
ちなみにカーメン家がアメンの名を頂いているように見えるのは意図的か、たまたまなのだろうか(元ネタと思われるツタンカーメン=ツタンクアメンのアメンも太陽神から。ツタンクアトンから改名)。
兄が想像以上に中二格好良くてつらいです……天使と悪魔半身ずつとか…。うつくしいのに脳内ギャグ要員の基盤が確固たるものに。あと、やはり盲目なのだろうか。普段は蛇が眼の代わり、魔装すると額の第三の眼で視る…とかそういうの?あと魔装の胸にも眼がある。
ヴァッサゴの元ネタをさっと調べたけれど、あまり特徴の分らない悪魔ですね。英語版のwikiにもきわめて情報が少ない。過去と現在と未来に詳しく、失せ物を見付ける。良い性質を持つ?アガレスと同質?(元ネタといってもマギのジンはさほどレメゲトンにそっていない感じ、オリジナル色が強い。アラビアンナイト同様)
魔装→陰陽揃ってるのがホルス仮もアヌビス仮も従えているのに繋がっている?ウジャトの眼仮が両眼なのにも。
ヴァッサゴの元ネタをさっと調べたけれど、あまり特徴の分らない悪魔ですね。英語版のwikiにもきわめて情報が少ない。過去と現在と未来に詳しく、失せ物を見付ける。良い性質を持つ?アガレスと同質?(元ネタといってもマギのジンはさほどレメゲトンにそっていない感じ、オリジナル色が強い。アラビアンナイト同様)
魔装→陰陽揃ってるのがホルス仮もアヌビス仮も従えているのに繋がっている?ウジャトの眼仮が両眼なのにも。
「つまらぬ、我が愚弟は姿を現さぬのか」は萌え死にますね。愚弟シャルルカンとは対立派閥だったようだし、ちびの頃に追い出してるし、自分自身は王座について金属器使いで……。でも気になるんだ?
元々執着があったのか、それともあの対人恐怖症のちびがシンドバッドの眷族になり、将として名を挙げている、腕はどんなものだ、ってだんだん好奇心を持つようになったのか。
兄弟の確執見てみたいけど、本編のこのテンポだとにおわせるくらいで、がっつりは描かれないのかな。みんなの妄想力よ結集せよ…。今後シャルルカン側からの描写があったら面白い。
元々執着があったのか、それともあの対人恐怖症のちびがシンドバッドの眷族になり、将として名を挙げている、腕はどんなものだ、ってだんだん好奇心を持つようになったのか。
兄弟の確執見てみたいけど、本編のこのテンポだとにおわせるくらいで、がっつりは描かれないのかな。みんなの妄想力よ結集せよ…。今後シャルルカン側からの描写があったら面白い。
ホルスの頭のやつは太陽を模した玉かと思っていたけど鏡っぽい。あとシャルルカンがまだ中二引きずってそうなのって血筋ですかね。
※追記:先週の考察で「兄弟の序列をつけるために王と眷族に〜」という仮説も立てていましたが、兄王的に「弟は自分の眷族にしたかったのにシンドバッドに取られた」とかならブラコン萌え的にはおいしい…けどたぶん無いな。
※追記:tきさん情報によると元ネタの方のヴァッサゴは盲目の悪魔だそうです。成る程。
※9/5追記:ホルス(仮)と呼んでいた鳥頭の従者?が、むしろ太陽神ラーの形だと気付いた。ホルス→頭に牛乳瓶みたいなの被っている。隼頭に太陽を乗せているのはラーの方。
→元々子シャル側にいたラー(仮)が現在兄に従っているのは、王権簒奪の暗喩? (深読みしすぎ……
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※追記:先週の考察で「兄弟の序列をつけるために王と眷族に〜」という仮説も立てていましたが、兄王的に「弟は自分の眷族にしたかったのにシンドバッドに取られた」とかならブラコン萌え的にはおいしい…けどたぶん無いな。
※追記:tきさん情報によると元ネタの方のヴァッサゴは盲目の悪魔だそうです。成る程。
※9/5追記:ホルス(仮)と呼んでいた鳥頭の従者?が、むしろ太陽神ラーの形だと気付いた。ホルス→頭に牛乳瓶みたいなの被っている。隼頭に太陽を乗せているのはラーの方。
→元々子シャル側にいたラー(仮)が現在兄に従っているのは、王権簒奪の暗喩? (深読みしすぎ……
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◆アルテミュラ女王・ササン・イムチャック
ミラママの魔装は阿修羅×狩猟の女神アルテミスかな。三鈷杵と弓矢を携えている。ケルベロスきたね。眷族はピスティの姉か。女王自身は若く見えるけど先週の勢揃いカットで猫耳尻尾が背後にも複数居たし(他の娘達?)、"末娘"というワードから子沢山の予想。ただの想像の域を出ないんだけど、アルテミュラは女性上位、一妻多夫制とかになっていると面白い。結婚制度自体が無いとか。
あとササン騎士王格好いいですね…魔装すると若返るの完全にスパちゃんやん?脚が馬の蹄っぽい。…でもおじさまの姿のほうがいい。
イムチャックのラメトトさんの形態変化が完全に敵……イムチャックだけ「王国/王」じゃなくて「イムチャック族/首長」となっているのが面白いです。銛の例えからきっと北の海で鯨とか獲ってるんだろうな……と。
※追記:ミラ・ディアノス・アルテミーナ→アルテミスとダイアナを足したような名前。元々ローマ神話のダイアナはギリシャ神話のアルテミスと同一視。古くは狩猟の神で処女神だが、地母神であり多産の神という側面も。複雑。
※追記:元々ピスティが何股もかけて悪びれないのは、一妻多夫制もしくは結婚制度が無い環境で生まれたからでは……という憶測をしていました。
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イムチャックのラメトトさんの形態変化が完全に敵……イムチャックだけ「王国/王」じゃなくて「イムチャック族/首長」となっているのが面白いです。銛の例えからきっと北の海で鯨とか獲ってるんだろうな……と。
※追記:ミラ・ディアノス・アルテミーナ→アルテミスとダイアナを足したような名前。元々ローマ神話のダイアナはギリシャ神話のアルテミスと同一視。古くは狩猟の神で処女神だが、地母神であり多産の神という側面も。複雑。
※追記:元々ピスティが何股もかけて悪びれないのは、一妻多夫制もしくは結婚制度が無い環境で生まれたからでは……という憶測をしていました。
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◆マギとアルマ・トランについて
シェヘラザードはアリババにはレームの初めの王を重ねているけど、アラジンの後ろに重ねられているのがシェヘラザードの前のマギ?アルマ・トランのマギだったのか。彼女は彼からマギを受け継いだのか?ユナンも"伝え聞く"と言っているのでアルマ・トランを知らない世代→マギは代替わりするもので確定のようですね。
レームの初代の王が始めにマギに選ばれた王だったとすれば、シェヘラザードがレーム帝国自体を世界の覇者たらんと大義を掲げてきたのは理解できる。彼女自身の個人的な感情もあるだろうけど。シェへは最後の調律魔法で皆を援けて死ぬことになるんだろうけど、ひょっとしてマギ終盤にアラジンが同じ道をたどるのではないかと思うと……。
本来三人の筈のマギは現在五人:ユナン、シェヘラザード、アラジン、ジュダル、玉艶←new! シェヘの後継はアラジン。玉艶もジュダルに譲る予定と考えると、彼女も終わりが近いのか?自分はあのドロドロに同化するつもりだったりするのだろうか。自ら生け贄となり力を捧げる、的な。玉艶が"思念体"であるという部分も、"コピーが動き回っていて、本体は限界を迎えている"シェヘラザードと重なって見える。(が、「"私たちは"思念だけの存在と化してこの世界までやってきた」というセリフがアル・サーメンを指すならば事情は変わってくる?)
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◆眷族について
眷族の姿やドラコーン将軍については、先週記述した考察に近かった(眷族の力をつかいすぎると姿も魂もジンにひきずられるのでは、というもの)。
ユナンのセリフは、誤「一度眷属と同化~」→正「一度ジンと同化~」じゃないのかな?それとも人間に戻れないのは王=金属器使いの方っていうこと?眷族がジンと同化すると人には戻れない→さらに力を使いすぎるといずれソロモン王の眷族=バアルやアモンたちのようにジンになる、ととったのだけど。
ユナンのセリフは、誤「一度眷属と同化~」→正「一度ジンと同化~」じゃないのかな?それとも人間に戻れないのは王=金属器使いの方っていうこと?眷族がジンと同化すると人には戻れない→さらに力を使いすぎるといずれソロモン王の眷族=バアルやアモンたちのようにジンになる、ととったのだけど。
ソロモン王の眷族が同化し、その最終形態がジンということなのか、そもそもソロモン王が唯一の世界の王だったと思われるアルマ・トランのマギたちは何の為に存在したのだろう。三人合意でソロモン王を選んだようだけれど、その後は?ひょっとして、唯一の王を掲げて言語や信仰を統一しようとしても世界はうまくいかないんだ、っていうこれまでの流れとは逆説の符丁なのだろうか。世界を移しても歴史は繰り返す的な。こちらの世界のマギもそれぞれ異なる王を選んでいるし。
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◆シンドバッドが眷族を同化させないのは
【1】アルマ・トランの最期に関する知識や同化リスクを他の金属器使いよりも持っているから?(ユナンが与えた知識を別としても彼はアルマ・トランと何か関係がありそうですね)【2】ドラコーンの同化に負い目?【3】自身が半堕転している影響の為、それとも【4】切り札は最後にとっておくなのか。
あとはちょっと不吉な予測なんだけど、この伏線からシンドリア八人将は終盤でバタバタいく可能性が出てきた感じがする。少年誌的な展開だけれど、最終手段で次々に同化し力を使い果たして、と。特にジャーファル・マスルール(王の為には無私タイプ)が危ない。シャルルカンも特攻隊長っぽいし、恐らく危機的状況を前にそれが最善と判断すれば、冷静なまま身を犠牲にしそうな部分があるので、危ない感じがする。ヤムライハは眷族ではないのかな?彼女もモガメットのセリフで「魔力使い果たして若死に」っていう不吉なフラグが立っている。
※自分は「好きなキャラは絶対に死んで欲しくない」という主義ではありません。役目や誇りを全うして重要な死を遂げるのならばその生死を尊重したい。脇役にハマる割に、物語の中での存在意義という部分に重きを置くので。
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あとはモルさんが念願の翼を手に入れたヤッタネとか、ネルヴァさまおかわいそう;_;とか、気球飛んでるとか。
◆◆◆
以上、今時間も既刊も無いので、あとでじっくり読み返して加筆するかもしれません。
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あとはモルさんが念願の翼を手に入れたヤッタネとか、ネルヴァさまおかわいそう;_;とか、気球飛んでるとか。
◆◆◆
以上、今時間も既刊も無いので、あとでじっくり読み返して加筆するかもしれません。
194夜で七海同盟の金属器使い達が勢揃いしたので、161夜の回想カットと併せてエリオハプト考察を。捗りすぎてきもちわるいので纏めておきます。以下長文です。
もともと、兄弟で派閥が別れて王位継承権争いをしていたのではないかという予想だったけれど、今回、兄王(仮)が金属器使いであることが判明したことで、妄想さらに膨らんでます。尚、兄ではなく叔父等→王弟vs王子もなきにしもあらずだけど、兄弟がやはり自然であるし話も進めやすそうなので、たぶん彼はお兄ちゃんだと思う。若いし…。
ひょっとして眼は見えないのかな?うつくしい……のにこのドヤ感とキンキラキン感とコブラの尻尾持ち君たちのせいで脳内ではギャグ要因。
[194夜×2、161夜]
161夜の対立図はアヌビスっぽいのがいる陣営が子シャル側、長官とホルスっぽいのが敵対と見る人も居ますが、私は蛇の種類から憶測して、[上段左側+下段右側] [上段右側+下段左側]というふうにクロスしていると思う。また、ウジャトの眼的な図形が描かれているが、194話の兄の両眼のタトゥーと比較すると、161夜の眼の図は上下逆なのではないか→向かって左にあるのが左目、右にあるのが右目。エジプト神話を元ネタにしているとすれば、ウジャトの右目は太陽、左目は月。
◆第一王子(仮)擁立
皇太后・テンガロン(皇太后姻戚?)・アヌビス仮
向かって左の眼:左目:月
◆子シャル(第二王子?)擁立
皇后あるいは側室・ナルメス(姻戚?)・ホルス仮
向かって右の眼:右目:太陽(ホルスに関わり?)
元々このように王位継承権を巡る派閥争いで宮廷が割れていたところを、
「いずれの王子が王にふさわしいかを決めるため」迷宮攻略に至ったのではないか。
(あるいは第二王子を第一王子の眷族にして上下関係を確定するため?)
そしてそこに攻略者でありエリオハプト王国と関係を持ちたいシンドバッドが首を突っ込んだ…もとい同行したのではないかと考えます。
■8/31追記1
161話の考察時に考えていた「兄王子:長男だが皇太后派の側室の子/シャルルカン:次男だが正室の子」という説を採用すれば、→本来シャルルカンが皇太子とされる予定だったが、兄王子が迷宮攻略することによって自分が正統後継者と主張、シャルルカン陣営は立場が危うく…という構図も考えられる。
■9/5追記
隼頭に太陽を乗せている→ホルスでなくラーの姿に近いと気付いたので、やはり上記の王位簒奪の流れかなあと。9/4のpostにも追記しました。
■8/31追記1
161話の考察時に考えていた「兄王子:長男だが皇太后派の側室の子/シャルルカン:次男だが正室の子」という説を採用すれば、→本来シャルルカンが皇太子とされる予定だったが、兄王子が迷宮攻略することによって自分が正統後継者と主張、シャルルカン陣営は立場が危うく…という構図も考えられる。
■9/5追記
隼頭に太陽を乗せている→ホルスでなくラーの姿に近いと気付いたので、やはり上記の王位簒奪の流れかなあと。9/4のpostにも追記しました。
【194夜の2カット(金属器使い勢揃い・個人アップ)からわかること】
・兄王(仮)は金属器使い
・もともと子シャル側にいたホルスも、アヌビスと共に兄王に従っている?
・兄王の "両目に" ウジャトの眼(仮)タトゥー
つまり迷宮攻略の結果、ジンに選ばれたのは第一王子→王の資格を得た(ジンに王と認められることでエリオハプトの王権を継承する正当な理由も得た)、アヌビス及び元は子シャル側だったホルスも兄王子の眷族に、ウジャトの眼仮も両眼に揃う。
子シャルは全てを失って追放されるところを、シンドバッドが上手いこと貰い受けた(表向きは幼子を殺すに忍びないとか二国の友好の為にとか理由をつけて手駒ゲット)。これによってエリオハプト国内統一が果たされた、と。
以上が主な考察です。
◆◆◆
ただしシンドバッドが首を突っ込んだのは、「兄王子の迷宮攻略後だった」という見方も捨てきれない。というのも186夜の紅炎の眷族?たちと、187夜のジン達の姿が似通っていたので、
"眷族が力を使いすぎると(姿形や魂そのものが)ジンにひきずられてしまう"?
という過程を立てていたからです。
[187夜 ジン/186夜 眷族]
紅炎の眷族たちの名前覚えていないんだけど、恐らく青舜の身内らしい蛇男君はアシュタロスの眷族、竜さんはアガレスの眷族ですよね?ちなみにドラコーン将軍が竜のような外見であるのも、シンドバッドの最初の迷宮攻略時からの付き合い&おそらく初めの眷族であり、リスクが判明しないうちから眷族の力を乱用してきたせいで、姿形が変わってしまったのでは、と。
161夜エリオハプト対立図の中には既にホルスとアヌビスが居る・兄王は自信満々で剣(金属器?)も手にしている→攻略後の図ではないか……という見方もできる。ピラミッドっぽいクローセルをシンドバッドが攻略した際に、エリオハプトに首を突っ込んで、あわやの子シャルをかっさらって来たのか?が、そうなるとホルスがシャル側に居るのが不可解でもあって???混乱してきた!
■8/31追記2
そういえば171夜でムーがティトスを連れ帰ろうとするときに「時間の流れも体のつくりも与えられた運命も」「全部ちがうんだよ」「不自然なんだ。それは俺たちも同じだが」といったセリフがありました。その時は、マギのクローンであるティトス、それから"俺たち"→ファナリスが異質な存在なのかなと捉えていたのですが…これは、
”マギ(クローン含む)、金属器使い、及びその眷族”
を指すのかもしれないなと。俺たちっていうのは金属器使い(と眷族)を指すのかな。かれらは生命そのものがアルマ・トランの流れに合って、現世から逸脱した異物であると。
妄想だけどね……全部………
■8/31追記2
そういえば171夜でムーがティトスを連れ帰ろうとするときに「時間の流れも体のつくりも与えられた運命も」「全部ちがうんだよ」「不自然なんだ。それは俺たちも同じだが」といったセリフがありました。その時は、マギのクローンであるティトス、それから"俺たち"→ファナリスが異質な存在なのかなと捉えていたのですが…これは、
”マギ(クローン含む)、金属器使い、及びその眷族”
を指すのかもしれないなと。俺たちっていうのは金属器使い(と眷族)を指すのかな。かれらは生命そのものがアルマ・トランの流れに合って、現世から逸脱した異物であると。
妄想だけどね……全部………
◆◆◆
とりあえず考察は以上です。他にもドロンちゃんのおめめが見えてる!とかティトス(涙)とか我らがモルさんの帰還→ゆるぎないモルアリとか、ササンいけめんすぎるとか、シン格好良過ぎとか見所がありすぎる回でした。来週もっと情報開示されるのかと思うと待ち遠しいですが、私事の勝負の日と本誌発売日が被っていて気が狂いそうです………
◆◆◆
あと個人的にちょっと。
信号機組に対して、大人陣営はシンドバッド・紅炎を2強としてその周りが描かれるのかと考えていたので、これだけチート勢揃いすると戸惑い。元々シンドリア八人将はシンドバッドの過去や国家関係やらを描くための伏線キャラだとは思っていたのですが、今後七海同盟の金属器使いたちが話の・戦いのメインに押し出されてくるならば、眷族達はサブ以前に雑魚ゾーン?と。
自分はシンドリア&八人将スキー、シャル担で追ってきたので、ちょっと複雑。
WJではないし、作品の性質から見てただのインフレ合戦にはならないと思いたい。それに手ブロを見るとシンドリア組って結構作者の思い入れのあるキャラたちだと思うので、そこに希望を見いだしたい。。
おしゃべりしてくださった某さんありがとうございました。
おしゃべりしてくださった某さんありがとうございました。
寒くてあまりにひりひりとする二月が来る。鑞梅の花は糖蜜細工、ゆるんでとけるにまだ遠い。
沖縄いきたいね……なまぬるく蒸し暑い風に石垣、生い茂る植物の優しい緑のむこうに、悲劇を飲み込んで光る海の青。
◆
マギ本誌171夜
覚書程度。ムー周辺のセリフや人物の表情がとてもイミシンな回だった。意味深すぎてすごいざわざわするけど面白い回だった。ティトスが不自然な・異なる生命体だというのはわかるけど「俺たちも」って?
ファナリスという種族自体が世界の異物のひとつであるという解釈でいいのかしら。ユナンの言とあわせても。
ティトスと俺とミュロン、というふうに解釈すればアレキウス家を指すと見ることも出来る。レーム支配もろもろの為にシェへの依り代やキメラをつくりだしてきた箱だったりするのかな……少々無理があるかな。やっぱりファナリス全体をさすのだろうね。
ムーがティトスを追いつめてゆくシーン、他のファナリスたちも痛ましいような憤ったようなやるせない表情をしているし。
しかし直前のマグノシュタットおべんきょう編で、魔導士という人種の特異性と差別と孤独がとりあげられてきたので、「異物」という言葉にあまり新鮮味は無かったりする。これは作為的なのだろうか。
アラジンがみずからの孤独と重ね合わせながら、微笑んでティトスに手を差し伸べるシーンは、朝から涙が出そうだった。
"たとえ君がどんなに世界中の誰ともちがって、ひとりぼっちでも……そんなこと関係ないって、言ってくれる人たちがいるよ。"
……ひとはみな孤独で異なるからこそ分かち合って支え合う、という流れを個人的には信じたい。異物であるマギや魔導士やファナリスやらが去ることで世界が正常化する、的なエンドは回避したい……かなしすぎる……。で、そろそろババはでてくるのだろうか、レーム側に同行した船上では和気あいあいしてたけれど、大量虐殺兵器を用いた殺し合いを、真っ直ぐな彼はどう見たのだろうか。
あと上品ぶろうとしながら本能がそれを凌駕するミュロン嬢かわいすぎますね。ロゥロゥとミュロンがデキていることを確信した回でもある…。ムーロゥミュウください。
戦いたかぶることで生きていることを実感する種族・ファナリス。肉体を動かすことで興奮し、精神の高揚がさらにかれらの肉体を動かすのだと思えば、マハラガーンの夜に「踊ること」で歓びを表現したモルジアナの姿が重なる。
戦いたかぶることで生きていることを実感する種族・ファナリス。肉体を動かすことで興奮し、精神の高揚がさらにかれらの肉体を動かすのだと思えば、マハラガーンの夜に「踊ること」で歓びを表現したモルジアナの姿が重なる。
あとマスルールとモルジアナはやっぱり本当の兄妹なんじゃなかろうか……他のファナリス達を見ていて思うこと。
とりとめもないな。頭があまり働かない。もっと深読みしたい。
マスルールは、戦い方見てて結構、激情型だなと思っていたんだけど(モッさんが痛めつけられてぶち切れてたあたりから)、あれがファナリスという種族自体ののスイッチの入り方なのかもなあと。
まわりのまっしゃるクラスタさんもちらほら仰っているが、他のファナリス達と比べればマスルールは随分品があるね。やっぱり、幼いころにシンに引き取られて、古株メンバーに愛情もらって、異なった立場の異なった事情を抱える、それでも信頼に値する仲間達に囲まれながら、シンドリアの穏やかで美しい景色の中のんびりとくらしてきたから、育ちがいい+精神的に満ち足りている部分が大きいんじゃないかなあと。
シンドバッドも色々やばいもの抱えてるけどさ。
マスルールは、戦い方見てて結構、激情型だなと思っていたんだけど(モッさんが痛めつけられてぶち切れてたあたりから)、あれがファナリスという種族自体ののスイッチの入り方なのかもなあと。
まわりのまっしゃるクラスタさんもちらほら仰っているが、他のファナリス達と比べればマスルールは随分品があるね。やっぱり、幼いころにシンに引き取られて、古株メンバーに愛情もらって、異なった立場の異なった事情を抱える、それでも信頼に値する仲間達に囲まれながら、シンドリアの穏やかで美しい景色の中のんびりとくらしてきたから、育ちがいい+精神的に満ち足りている部分が大きいんじゃないかなあと。
シンドバッドも色々やばいもの抱えてるけどさ。
本誌の展開、モガメットの正義(迫害と使命感からの選民思想へ)とか、色々思うところはあるけれど、とりあえずエリオハプト厨で情勢厨なので件のエリオハプト回想的ひとコマについて、妄想を描き綴る。
たったひとコマで気持ち悪いくらい妄想できるね。すばらしいね。
ヲタクの妄想力もさることながら、原作者の伏線の張り方がまた素晴らしくって。「エリオハプト編突入!」みたく一気にあれもこれもお披露目~じゃなくて、色んな関連人物の目線からちょこっとずつ伏線コマ置いて、妄想と考察の膨大なる余地を残しながら進んで行ってくれるのがとても楽しいし嬉しい。
■概要等
シャルルカン=廃嫡された王族だろうな、というのは何となく予想してたことだけど、これで確定か。過去のシンドバッドの回想で仔シャルが出た時、王笏を持っていたので王族だろうと。蛇(ウラエウス)も古代エジプトになぞらえるなら王権の印で、現在のシャルルカンが蛇をまとっていないのはやはり地位とともに剥奪されたのだろうと。
没落貴族の子弟のスフィントスも蛇もってるけどね…
何度も政敵に毒殺されかけてたところを、シンドリアとの和平のしるしという名目で脱出させられたみたいな妄想をしていたんだけど、実際そういう可能性が出て来た、かも?
元々派閥争いで劣勢だったところにシンドリア建国直後のシンドバッドが現れて、両国の架け橋という名の人質に、王子を貰い受けることを提案する。それは打算でもあり、またシンドバッドの人間臭い同情からでもあった……みたいな。(まあ世の中にかわいそうな子供は溢れているわけだからいちいち全部拾ってはいられない、何か響き合うものがあって、かつ自分の役に立つと確信してはじめて手を伸ばす。打算と愛情の同居っていうのがシンドリア八人将の疑似家族の面白いところだと個人的には思っている。)
「不要の者ならば私に下賜(くだ)さい。なに、貴人として大切に扱いますから、貴国の外聞に泥は塗りますまい。お世継ぎの問題もまるくおさまる」「ふむ…政敵とはいえ幼子をむごく弑するは本位では無かった。役立ててくれるならば、宜しい、あれはそなたに委ねよう…」
的な会話がなされたかもしれない。
的な会話がなされたかもしれない。
(仔マスが仔シャル見て「あれほしい」って言った説もまっしゃるクラスタとしては推しなんだけど。若ジャーママ「マスルールがはじめてねだったものですし、買ってやりましょうよ、シン」……。→継承権とともに王権の象徴蛇を剥奪されたシャルルカン元王子が初めての外の世界でぴるぴるしてるのを、野生児まするるが苛めるつもりないのにちょっとかまおうとして、不器用すぎて、結果乱暴して泣かせちゃったりしてるとかわいい。)
■剣について
左側のお兄ちゃん?異母兄?が、シャルルカンの眷族器と似た意匠のシャムシールを持っている件。シャルルカンの名前の出元が千夜一夜の「オマル・アル・ネマーン王とそのいみじき二人の王子シャールカーンとダウールマカーンとの物語」なのできょうだいは出てきそうと思ってたけど。
シャルルカンは異母兄(仮)とは個人的には仲良かったけど、周りの大人は継承権争いで火花を散らしていた。結果的にシャルルカンが追放される時に兄よりこっそり剣を託されたとかだと面白い。
もしくは、シャル母が別の妃の生んだお兄ちゃんをスフィの家系の魔導士に毒殺させ、母娘でそれぞれ追放されざるを得なかったとかでもおいしい→剣は罪の証、とか。…否、さすがにこれは考え過ぎだと思う。
自信に溢れて見える兄(仮)に対して、しょたシャルすごい臆病そうなのが、かわいい。
■権力抗争図について。
女の人とばあちゃんが睨み合っているのは、定番の皇后派vs皇太后派なんだろうな。
【皇后派=ホルス≒ウジャト右目≒太陽・昼・生=シャル兄?(ティティ長官もこちら)】
VS【皇太后派=アヌビス≒ウジャト左目≒月・夜・死=シャル陣営】かなあ……。
ホルスは太陽と月の目を持つ天空の神。アヌビスはミイラ作りの冥界の神。
皇后(仮)はセケム笏を持っている。これもエジプトになぞらえるならば神の力の象徴祭礼の象徴?魔法が絡んでくるのか。実はアヌビスやオシリスといった「死」にまつわる神々との結びつきの強いアイテムなのだけど、そんな厳密なことを考えてはいけないのかも。
■シャルルカンとティティ長官が敵対派閥にいた場合
ナルメス氏が、国外追放に追いやったシャルルカンがクーデターとか起こさないか/もしくはシャルルカンを利用してシンドリアがエリオハプトに食い込んでこないか監視しているとか。外交長官の座を利用して。
しかし自分が擁立してた兄?の方が死んだりすると手のひらを返して、自分たちが追放した筈のシャルルカンに「王位継承権はあなたに移りました。国へお戻りください」っていけしゃあしゃあと跪いたりしてもおいしい。シャルルカンにすれば「何を今更」だけど、故国の事を思えば、「自分にはもう関係無い」と切り捨てはできない、結局かかずらわってしまう性格のような気がする。シャルは。
(官服を返上したシャル(→もう部下ではない)に敬意ある言葉遣いするシンドバッド王、みたいな光景見てみたい。慇懃だけれど、壁のある。周りは、国に未練は無いものだろうと思っていたから驚くけど、シンはいずれこうなるだろうと予測していた)
■シャルルカンとティティ長官が同派閥の可能性
蛇種類(大きさ+頭の形とか…)から見ると、シャルルカン側=皇后(仮)+ホルスっぽいの+長官、という可能性もある。あと、ウジャトの左目=ホルスの目=月の象徴なのだよね。でも右目はラー(太陽)。
擁立してる王子が廃嫡or追放になったら失脚するんじゃないか…とも思うけど、そこは機転とシンドバッドの現れたタイミングがマッチして、シンドリアとの和平の印という瞑目で王子を差し出すことで、暗殺や派閥の失脚を逃れたとか…
ティティ長官→姻戚・皇后の弟でシャルルカンの叔父とか。そのうちシンドリアを後ろ盾にシャルルカンを担ぎ出して皇后派の復権返り咲き&クーデター狙ってるとかでも面白いけど、「マギ」という作品の本筋に関係なさそうだから、まあそこまで複雑な事件が起こることは無いだろうな、と。
……でも、妄想は、たのしい。
[11/09追記]
兄と弟シャルなら兄に王位継承権あるからシャル追い払う必要なくない?という理論に対して。ややこしいのは、生まれ順だけでは無いのだよね。例えば[正妃が生んだ第2王子シャルルカン]と[皇太后派の第二妃が生んだ第1王子のお兄ちゃん]とかだと、年少であっても「正妃たるわたくしの王子が何をおいても正統な王位継承者でございます」って主張する可能性もある。
tさんの論「内乱に発展する前に現王がシンドリアへシャルルカンを出奔させた」という論も凄くうなずける。と思ったら、自分も10/1の日記で「廃嫡された元皇太子シャルルカンは内心助けたく思っていたエリオハプト王の根回しによってシンドバッドに引き取られ命を救われ」みたいなちょっと似たこと書いていた。
もしくは、……まあ無いだろうけど、末子相続ならば、弟が生まれると邪魔な筈。「王位の継ぎ方=直系の王子で生まれ順」とは限らない……。
■わりとどうでもいいこと。
皇后(仮)も皇太后(仮)もおっぱいぼろんじゃないのね……やんごとない方々は隠すの……?
皇后(仮)も皇太后(仮)もおっぱいぼろんじゃないのね……やんごとない方々は隠すの……?
↓↓あとは妄想覚書。創作で書くかもしれない。
01.
蛇のお墓 仔シャルの脚に巻いていた蛇はどうなったのか。身分とともに剥奪されたのか。連れてきたけど死んじゃったのか。シンドリアの気候とストレスに耐えられなかったちいさな蛇のお墓を。仔マスが「このりんごの樹の下に埋めたらいい」みたいな、かなしい……
02.
ファンタジー。夜蛇/昼人←→昼蛇/夜人。エ国直系王族の秘密。長官は監視。スフィの家系→蛇に毒。蛇を失えば半端者。満月、新月の二番は決して寝屋を覗いてはなりませぬ、的な。
政敵とかクーデターとか王位継承権×位とか暗殺毒殺合戦とか腹違いとか姻戚とか派閥とか追放とか復讐とか遺伝とかうむ、もろもろそういうややこしい話がセットになった血生臭くてきらびやかな王の血脈、血塗られた玉座というのは何とも魅かれる世界ですね。
シャルルカンというキャラの現在が、屈託なく明るくちょっとお馬鹿であることとの対比がとてもいい。今もこだわりを持っているのか、それとも色んなものを諦めて、割り切って生きてきたのか。
とりいそぎ、以上。
溜まりに溜まっていた考察というか妄想まとめ。
ガイドブックのネタをちょこちょこ含みます。
◆本誌第152夜あたり〜第155夜
国際関係・内政とも民族紛争やら差別、選民思想絡んでくると物語としては面白いけれどやっぱりヘヴィだなあと。つねづねマギを読んでいるときのテンションって(シリアスとギャグのバランスとか、容赦無いところは本当容赦ない感じとか)ハガレン読んでたときと似てる感じがしてるんだけど、賢者の石を連想した→魔力の生産場+命の魔法。
猫や赤ん坊にいちいち興奮し、「外の世界」の任務に心躍らすティトス君。ほくろの位置などもシェヘラに激似だし名門の出のはずなのに名前知られてないし、人工生命かクローン的な話になったら鬱だな。
でも、この世間知らずっぷり、初期のアラジンにも似てるよね?ウーゴ君と一緒に幽閉されて育って、世界のこと何も知らなかった。じゃあひょっとしてシェヘラザードの方が偽マギでティトスがマギってこともあるのかな。シェへの狂気がちらちら見えて怖い。
それにしても154夜のティトスといい、151夜(だっけ?)のアラジンといい、大高先生の描かれる寂しそうな切なそうな表情はとてもきれいだ……。
◆世界地図比較(上:14巻、下:ガイドブック)
でも、この世間知らずっぷり、初期のアラジンにも似てるよね?ウーゴ君と一緒に幽閉されて育って、世界のこと何も知らなかった。じゃあひょっとしてシェヘラザードの方が偽マギでティトスがマギってこともあるのかな。シェへの狂気がちらちら見えて怖い。
それにしても154夜のティトスといい、151夜(だっけ?)のアラジンといい、大高先生の描かれる寂しそうな切なそうな表情はとてもきれいだ……。
◆世界地図比較(上:14巻、下:ガイドブック)
◆マギ世界地理について
ガイドブックでは細かいところまで掲載されていない上にコンパス誤植してたけど(下が北になってるけど「南海生物」のいるシンドリアは南国のはず)、14巻でレーム周辺が出てますね。地図一枚で情勢厨は妄想膨らみ過ぎて爆発するやばい。
エリオハプトの位置が解っただけでシンドリアと同緯度だとか運河?大河?とか七海連合できる前は軍事国家パルテビアとレームからどういう駆け引きで独立保ってきたんとか考えて沸騰している。
エリオはそんなに大きな国でもない、暗黒大陸ぎりぎりにあって、おっぱい丸出しの独自の文化があって、多分魔術とか信仰とか古くから伝わる固有文化を維持している系の国だろうと。レーム帝国と軍事国家パルテビア帝国に国境接していて、色々頭使って生き残ってきたんじゃないかな。本土護る為にレームに辺境領土割譲とかしてると想像。
エリオハプトの位置が解っただけでシンドリアと同緯度だとか運河?大河?とか七海連合できる前は軍事国家パルテビアとレームからどういう駆け引きで独立保ってきたんとか考えて沸騰している。
エリオはそんなに大きな国でもない、暗黒大陸ぎりぎりにあって、おっぱい丸出しの独自の文化があって、多分魔術とか信仰とか古くから伝わる固有文化を維持している系の国だろうと。レーム帝国と軍事国家パルテビア帝国に国境接していて、色々頭使って生き残ってきたんじゃないかな。本土護る為にレームに辺境領土割譲とかしてると想像。
14巻見てエリオとドリア同緯度と認識してたんだけど、ガイドブックの地図ではシンドリアが大分南に移動していて「????」ってなってる。暗黒大陸とパルテビア半島?の間の海峡の開き方も大分ちがう……ガイドブックのほうがパルテビアが下に向かってずいっと突き出している。地形が違うよ。
鶸氏のドリア浮き島疑惑が楽し過ぎて。移動要塞シンドリア発進!
鶸氏のドリア浮き島疑惑が楽し過ぎて。移動要塞シンドリア発進!
◆エリオハプト諸々
第152夜で「エリオハプトでは力仕事汚れ仕事は奴隷がやる」的な事をいっているコマ。奴隷のひとたちの人種がいわゆる今迄出て来たエリオハプシャンの銀髪褐色肌とは違って、トーン無しの肌にベタの髪ですね。国外の被制服地とか先住民とかあとは国境なき奴隷商人から別の人種を買ってるとかなのかな。それとも銀髪〜は王侯貴族だけで一般〜下層とは人種違うのかな。
スフィンが没落貴族の子弟ということで→カーメン家がシャルの母方の血筋だったりしたら面白いなあと。姻戚っていうのは争乱の種だし。(母実家没落により立場危うくなる王子、をお持ち帰りするシン、何故なら子マスがはじめて「あれ欲しい」って指咥えたからっていうのは先日のまっしゃる花火合宿にてぽつりと出した話題だったか)
"シャルルカンの母は王の寵愛深く美貌の第三妃であったが、真っ先に男児を産んだため疎まれ、また姻戚も力を持ちすぎたため危険視され、結果、王妃(正妃)毒殺未遂の濡れ衣で王宮を追われる。
廃嫡された元皇太子シャルルカンは内心助けたく思っていたエリオハプト王の根回しによってシンドバッドに引き取られ命を救われ、一方代々医学の名門であった第三妃の実家カーメン家は取り潰しこそ免れたが没落、スフィンの両親は才能ある息子に家の復興を託してマグノシュタットへ送り出し…”
みたいなことを妄想する。
廃嫡された元皇太子シャルルカンは内心助けたく思っていたエリオハプト王の根回しによってシンドバッドに引き取られ命を救われ、一方代々医学の名門であった第三妃の実家カーメン家は取り潰しこそ免れたが没落、スフィンの両親は才能ある息子に家の復興を託してマグノシュタットへ送り出し…”
みたいなことを妄想する。
王位継承権のまったく無い第十三王子とかでも面白いけどな。魔力も地位も無い役立たずはせめて外交の駒になれと幼くしてシンドリアに嫁がされるシャル、、、
長官とかも異母兄弟だったら面白い→一夫多妻で山ほどいる王族や姻戚によって重役固めてるんじゃないか。王位継承権のない王子や庶子わんさかみたいな。
ガイドブックで長官のお名前も出ましたが。エリオハプト組でシャルルカンだけ氏が出てないことに特に意味は無いんだろうなと思いつつ……やっぱ正統の王族は氏が無いとかだと面白い。もう王族って決めつけてるけどね。。ナルメス長官の頭にも蛇ついててガイドでは"高貴な者たちのステータス"って説明されてるけど、王権のウラエウス連想するもの。
◆ククルカン
スフィンの蛇、ククルカンちゃんなのねというところから火が着いた。
エリオハプト→エジプトベースにマヤ・アステカも混ざってる系?
エジプト・マヤどちらも太陽信仰とピラミッドとミイラと蛇信仰がある。中南米のミイラはまだ生きてる人間にお酒のませたりして(撲殺の場合もあるけど)埋める生贄なんだけど。高山の低音と赤道に近く変化少ない気候が、それをミイラにする。ピラミッドの上に生贄を捧げる神殿がある可能性なども考えてると面白い。
ククルカンつまりケツァルコアトル、羽毛ある蛇。ポポル・ヴフの壮絶な切なさは世界の神話のなかでもトップクラスだと思っている。学生時代に山ほど持ってたスペイン語英語の資料どこ行ったのだろう…。
エジプト・マヤどちらも太陽信仰とピラミッドとミイラと蛇信仰がある。中南米のミイラはまだ生きてる人間にお酒のませたりして(撲殺の場合もあるけど)埋める生贄なんだけど。高山の低音と赤道に近く変化少ない気候が、それをミイラにする。ピラミッドの上に生贄を捧げる神殿がある可能性なども考えてると面白い。
ククルカンつまりケツァルコアトル、羽毛ある蛇。ポポル・ヴフの壮絶な切なさは世界の神話のなかでもトップクラスだと思っている。学生時代に山ほど持ってたスペイン語英語の資料どこ行ったのだろう…。
【天から舞い降りる大蛇:ククルカン(マヤ動画)】春分・秋分の太陽がピラミッドの裾に大蛇ククルカンを出現させる
http://www.youtube.com/watch?v=KQ-qk5cTqI4&feature=youtube_gdata_player …
http://www.youtube.com/watch?v=KQ-qk5cTqI4&feature=youtube_gdata_player …
◆手ブロとかアニメとか。
手ぶろがまっしゃるだったり、焼き鳥と鴨という新たなジャンルが出来たり、色々アツいですね。
アニメ、先輩まで出るのはびっくりだった。
日曜は終日京都だったのだけど、出先で声優情報確認して倒れそうになった。帰りのおけいはんでTL確認しつつマギラジ聴いて、帰ってからは仕事ほっぽって録画しておいた特番の八人将のとこばっかりリピートして転げ回る×数十回というのを繰り返すだけのプログラムと化していた。。
まあ確かにシンドリア組はかなりファン釣りにも有効だから、伏線的な感じでチラ見せしてくれるのかな。梶ババは若々しくはつらつとしていいと思う。ジャーさんイケメンすぎる…
あまりアンテナも情報収集力や情報処理能力も高く無いので、公式ラッシュをマトモに追おうとすると破綻しそう。ほどほどに楽しく見てよう……
アニメ、先輩まで出るのはびっくりだった。
日曜は終日京都だったのだけど、出先で声優情報確認して倒れそうになった。帰りのおけいはんでTL確認しつつマギラジ聴いて、帰ってからは仕事ほっぽって録画しておいた特番の八人将のとこばっかりリピートして転げ回る×数十回というのを繰り返すだけのプログラムと化していた。。
まあ確かにシンドリア組はかなりファン釣りにも有効だから、伏線的な感じでチラ見せしてくれるのかな。梶ババは若々しくはつらつとしていいと思う。ジャーさんイケメンすぎる…
あまりアンテナも情報収集力や情報処理能力も高く無いので、公式ラッシュをマトモに追おうとすると破綻しそう。ほどほどに楽しく見てよう……
◆photo by L'Agence France-Presse (AFP)

◆ロンドン五輪開会式
前日からsみさんがmacもって泊まりに来ており、、「早朝から五輪開会式みたいからもう寝る」って言ったら「寝ずに作業してそのまま開会式観ればいいよ」という鬼のお言葉。
結局1H半程度仮眠をとって、4:30より5時間しっかり開会式中継楽しみました。
パフォーマンスは歴史有り、現代の最先端トレンドあり、UK-Rockありで、全世代が楽しめるものだったと思う。フィールドに立つ人々の顔が誇りと楽しみと興奮に満ちていて胸が熱くなった。
海外ニュースサイトなど回っていると、ブラックジョークときわどい発言満載の女王ツイッターには賛否両論あるようだけど、人を傷つけたり彼女がつちかってきた品位を損なう呟きはまあ無かったと思うし、86歳の女王陛下のお茶目とユーモアと正直となによりROCK魂には私は感銘をうけた。
あと、ちょっと席を外した間にサー・ティモシーが出演されていたのを見逃したのだけ心残りじゃ.....


◆オケ
ネバーエンディングストーリーなsみちゃんの作業とか、なでしこスウェーデン戦とかもろもろのせいで引き続き寝てなかったけど、日曜はyきみさん・mつさんと半日カラオケ。安定の1H遅刻。聖子ちゃんとかジュリーとかにジェネレーションギャップをひしひし感じながらもボカロ・平沢進師匠では共闘し、シェリルとランカとAKINOで応戦。あとサブマスについての教育をうけたよ...ノーマークだったけど、イイネ……。晩飯は丸ビルの麺茶(自分、この店にいると仕事の電話がかかってくるジンクスがあるのだが今は内勤しているので問題ない)。タイカレー。チェー。

◆海獣の子供5巻(完結)
どう感想を書いていいのかわからない、けど。5巻はやや抽象的というか難解になるので、4巻からおさらいしながら完結までぶっとおしで読んだ。鳥肌たった。物語のなんともいえない壮大さに加えて、漫画の絵にこれだけ総鳥肌立つって、あまり無い経験だ。あまりにもいとおしい生命の物語だった。
画集を買おう....バーゲンとか行ってる場合じゃないよ。画集を。
◆インテ目標
mかどたんが委託を快諾してくれたので、出せればまっしゃるでコピー本を出そうと思う。とはいえインテ直前までsみちゃんの仕事が修羅場ってるので、勝率35%くらいかな。
しかしいかに15年来の付き合いで、いかに宿を貸すとはいっても、ノマカプサークルのスペースにR18が/ち/ほ/も本を委託するという何たる禁じ手。
あとmかどたんの八人将アンソロ寄稿ネタをちょっとリークしてもらってあまりにわくわくでころげまわった。。。そういや15年も付き合いあるのに彼女と創作ジャンルかぶったの初めてかも。
◆ロンドン五輪開会式
前日からsみさんがmacもって泊まりに来ており、、「早朝から五輪開会式みたいからもう寝る」って言ったら「寝ずに作業してそのまま開会式観ればいいよ」という鬼のお言葉。
結局1H半程度仮眠をとって、4:30より5時間しっかり開会式中継楽しみました。
パフォーマンスは歴史有り、現代の最先端トレンドあり、UK-Rockありで、全世代が楽しめるものだったと思う。フィールドに立つ人々の顔が誇りと楽しみと興奮に満ちていて胸が熱くなった。
色々面白いことはあったのだけど、一番ROCKだったのはエリザベス2世女王陛下だった....
いよいよ開会式が始まるときのtwitterの呟き
"Queen_UK : OK Great Britain. Let's rock!"
御年86歳のやんごとなき女性の呟きだよこれが。
そして、開場宣言には、ジェームズ・ボンドにエスコートされてヘリからUK国旗のパラシュートで会場に登場!
呟きは"Queen_UK : Sorry, one's late (待たせたわね)"
他にもセレモニーに飽きたようすで手遊びしているのを写真におさえられたり、"誰か余にサンドウィッチを持て"なんて怠く呟いてみたり、選手入場時は"余はエジプトのファラオでもあるんだけど、それほどあの国にはいってないの""余はフランスの女王でもあるのよ"的な呟きを連発、なかなかきわどい。
ポールの登場シーンでは
"Queen_UK : Oh Jesus Christ, who invited McCartney?!(誰がマッカートニーなんか呼んだのよ?!)"
"Queen_UK : BRIAN MAY! One said Brian May!
(ブライアン・メイ!余はブライアン・メイと言ったはずよ!)"
いよいよ開場の時、厳粛な開会宣言に対してオンラインでのお言葉は、
"Queen_UK : The Empire Strikes Back. Come on TeamGB. Do it for your Queen." 痺れる…
海外ニュースサイトなど回っていると、ブラックジョークときわどい発言満載の女王ツイッターには賛否両論あるようだけど、人を傷つけたり彼女がつちかってきた品位を損なう呟きはまあ無かったと思うし、86歳の女王陛下のお茶目とユーモアと正直となによりROCK魂には私は感銘をうけた。
あと、ちょっと席を外した間にサー・ティモシーが出演されていたのを見逃したのだけ心残りじゃ.....
◆オケ
ネバーエンディングストーリーなsみちゃんの作業とか、なでしこスウェーデン戦とかもろもろのせいで引き続き寝てなかったけど、日曜はyきみさん・mつさんと半日カラオケ。安定の1H遅刻。聖子ちゃんとかジュリーとかにジェネレーションギャップをひしひし感じながらもボカロ・平沢進師匠では共闘し、シェリルとランカとAKINOで応戦。あとサブマスについての教育をうけたよ...ノーマークだったけど、イイネ……。晩飯は丸ビルの麺茶(自分、この店にいると仕事の電話がかかってくるジンクスがあるのだが今は内勤しているので問題ない)。タイカレー。チェー。
◆海獣の子供5巻(完結)
どう感想を書いていいのかわからない、けど。5巻はやや抽象的というか難解になるので、4巻からおさらいしながら完結までぶっとおしで読んだ。鳥肌たった。物語のなんともいえない壮大さに加えて、漫画の絵にこれだけ総鳥肌立つって、あまり無い経験だ。あまりにもいとおしい生命の物語だった。
画集を買おう....バーゲンとか行ってる場合じゃないよ。画集を。
◆インテ目標
mかどたんが委託を快諾してくれたので、出せればまっしゃるでコピー本を出そうと思う。とはいえインテ直前までsみちゃんの仕事が修羅場ってるので、勝率35%くらいかな。
しかしいかに15年来の付き合いで、いかに宿を貸すとはいっても、ノマカプサークルのスペースにR18が/ち/ほ/も本を委託するという何たる禁じ手。
あとmかどたんの八人将アンソロ寄稿ネタをちょっとリークしてもらってあまりにわくわくでころげまわった。。。そういや15年も付き合いあるのに彼女と創作ジャンルかぶったの初めてかも。
◆一ヶ月振りのツイッ短歌だった
もう降って呉れはすまいか蝉しぐればかりの注ぐ油照りかな
遠雷の花火に似たり音のみが遅れて爆ぜるばらり雨粒
死にゆけるふるへる蝉を木のしとねにそっと据へたる君のその指
◆短歌アーカイブ(100首越えました)
http://yami.kesagiri.net/yakan2/top.html
夏は本当に夕焼けが豪勢。半年振りに社畜に戻るべく出社を始めたけど、まだ別部署でリハビリ時短勤務なので夕空が余裕で見られる時間に退社。元々夜は超遅いけど外回りが多い職種だったので、「夕日を眺めながら橋を渡ってオフィスに戻る」みたいなことも多かったんだけど、こんなに美しい光景を地球はタダで披露してくれているのに、ヒトは真っ暗になるまで建物に籠って働いているってどうなのかと思って泣けることがあった。
◆メシの話
夏は特にあったかいもの食べたいとか思わないし、食欲自体がおちぎみなので食生活の堕落。昼はそこそこ食うけど晩飯は手抜きして果物と好物のチーズ、みたいな食事になりがち→旅行でちょっと増やした体重がまたじわじわ減っているので、体力強化にタンパク質摂取メニュー。オリーブオイルたっぷりの鶏肉とパプリカのソテーにホワイトソース(写真一枚目)。レンジでホワイトソースつくる技を習得してから、ちょっと物足りないときの付け合わせに重宝している。
写真二枚目・三枚目は同僚や同期と復帰ランチ。ナ/ガオカケン/メイ御大のD&Departmentのアマトリチャーナと、JeudiCafeのローストポーク。仕事ランチ美味しくてオシャレなお店多いけど予算高くてツライね……だが弁当より外でのびのび食いたい。午後から頑張るために心の充足を。
写真二枚目・三枚目は同僚や同期と復帰ランチ。ナ/ガオカケン/メイ御大のD&Departmentのアマトリチャーナと、JeudiCafeのローストポーク。仕事ランチ美味しくてオシャレなお店多いけど予算高くてツライね……だが弁当より外でのびのび食いたい。午後から頑張るために心の充足を。
◆マギ サンデー本誌〜147夜
白龍は、真摯なのはわかるんだけどちょっと視野の狭い暴走特急って感じで、そんなに好きなキャラでもなかったんだけど……147夜は、なんかもう不憫で愛おしくて、泣いた。一所懸命兄さん達の思いを背負って来て、痛みも胸に押し込めて自分の肉を切るように決意して、でもたった独り心を赦せる筈の白瑛姉には拒絶反応を示され。「家族でも…こんなバラバラなのに…」が凄く胸に刺さる。
主人公側・アラジンや紅炎やらが目指しているっぽい「ひとりの優れた王とひとつの世界」っていうのはあまりにも理想論だからな。正直、黄牙編の白瑛の「平和の為に傘下に入れ」は本人がそれを最良と純粋に信じているだけに個人的には違和感が拭えなくて。元々自分の青春のバイブル・銀英伝の"腐った民主主義と、優れた支配者による独裁といずれが優れているか"っていう強い刷り込みがあって。ファンタジーに求める理想だって現実世界の鏡だし。後者の方が動物としては自然なカタチなのかもしれないけど、文明社会においては「民衆が責任を放棄して楽をとればいずれ破綻する」といういびつさを孕んでいるんだよね(田中芳樹の政治観は鼻につく部分も多いのだけど、このあたりには素直に感心した)。実はアルマ・トランの「前に進むのをやめた世界」もいびつな楽園だったんじゃないかと思っているし。
白龍の、怨みと絶望に裏打ちされた平和観っていうの?こっちのほうが個人的には理解しやすいというか。でも少年漫画的には、「復讐」は連鎖する不幸の源ということになるし、物語のテーマとしてはそれは断ち切られねばならないと思う。
絶望と孤独は引き合うよな。次号、このまっすぐな瞳をしたジュダルとどんな会話を交わすのか。
そうそう紅炎兄、初登場時には戦争ジャンキーみたいな雰囲気をかもしていたけど、がかなり理知的なお方だったですね(ちょっとイイ男すぎるなおい……)。煌の皇帝崩御もこっそりクーデターか?と思ってたけどマミーの方だった。男は役立ち度合いで乗り換えて、怪しい組織をじわじわ宮中に招き入れてのっとってゆく典型的な妖婦……。
◆マギ13巻
マギ自体読み始めたのが今年の春頃だったので、13〜14巻収録部分は友人宅にあった本誌でとびとびにしか呼んでなくて。まだまだ新鮮に楽しめる。
119夜「別離」〜120夜「ゼパル」は既読だけど何度読んでもいろいろ胸かき乱される話。ドゥニャの亡くなったのは最大のショック……直前の話でアラジンのおっぱい要員になってたけど、こういうところ容赦無いよなあと。
モルさんと白龍のシーンも好きだ。白龍、おもいやりがあってまじめな子だよね。"あなたにも兄弟がいたかも" とても一所懸命、いいこと言う。そして赤い実はじけた(→後に暴走特急→ぷっつんダークサイドに堕ちるけど…)
この巻は表紙にもなってる紅玉ちゃんがいろいろ愛おしかった。つんつんしてるのはやっぱり、寂しかったんだよな。アリババと友達になるシーンなんか少年漫画らしくっていい。ジュダルちゃんとも寂しさでどっかひかれあってるんじゃないかと。「国のために武人として力をふるうのが自分の生き方、でもシンドリアと戦争をするのは、間違っている」賢明で懸命な紅玉ちゃんを、その恋心を手玉に取るのみならずゼパルの力で魂を縛ってしまう、シン。目的の為に手を汚す悪い大人だけど、でもきっと心は痛めてるんだろうなと。冷酷になりきれないシンとそれをわかって支えるジャーファルという構図がとても好きだ。
122夜移行(海賊編導入)は、新たなる旅立ちという感じがしてとてもわくわくする。こういうテンポと切り替えの良さが、メリハリが、大高作品の好きなところかもしれない。アリババ君安定のいじられキャラだし(もうこの子……!大好き……!)
おまけペーパーも安定の面白さ。シンさま、、振り袖、、、?バックで鼓叩いてるヤム、ジャ、マス、シャルの面々が良いですね、先輩楽しそう…かわいい……。
◆千夜一夜4
千夜も展覧会も行きたいけど旅行で破産しよったし体調よく無いしお留守番…我慢だ我慢…ジョジョ展と10月のイベントにむけて自重……と悶々しつつ気を紛らわそうとエジプト関連のムック眺めてたら古代エジプト展の情報が載っていまして。全長37メートルのパピルスって何だそれって。
結局「東京出張って日帰りだったよね」ってことで日曜の夕方に滑り込みで差し入れと新幹線チケット買いに行って、月曜日帰りした。滞在時間訳7時間。
やっぱりオンリーはね、盛り上がりが楽しいですね。密度高くコスプレも見られるし(きゃわいい先輩後輩とかめっちゃ麗しいシンジャとかいっぱいいたけど夏黄文ばかり目で追ってしまう、、そしてイサドゥ見て卒倒しそうになった)。10月の東京に出るか11月の大阪に出るか凄く悩ましい、、人込みコワイヨだしオンリーは弱小サークルでも超絨毯爆撃の攻撃範囲にうっかり入ってしまっててんてこ舞いだったりするし、でも大阪はなんだか、、いつも落ち着きすぎで、、、せっかくなら東京に出たい、、、もう少し悩む。てかペラいコピー本一冊くらいしか出せん過疎スペだが売り子を探さねば(95%の確率で遅刻するから)
色々感想とかお伝えしたい相手がいらしたのだけど、チキンすぎて、かつ心の準備も差し入れの用意もせずに来たので、びびってほぼお買い物だけして終わった。いつもながら後悔。だいたい二度目ましてか三度目ましてくらいじゃないとうまく話せないのでハジメマシテのキッカケくらい作っておけばよかったorz...
リアルだと自分あまり萌え話しないから(なんかのスイッチが入らない限り)引け目もある。ツイッタやブログ覗くのも、どっちかといえば「この素敵な絵や文を書くひとは普段どんな生活してらっしゃるの」という興味の方が大きいかも。萌え語りも楽しいけど。
yうきさんとこでおしゃべりさせて頂いておやつもらったりしてきゃっきゃした後、まだお逢いしたい方がいらしたのだけど、2時過ぎには引き上げて森アーツへ。
◆大英博物館 古代エジプト展
東京、毎年何回か行ってるけど、六本木行くのって8年振りくらいな気がする。ビザとりにいって麻布十番で銭湯に入ってかえったよねまだヒルズ無かった、確か。
森ビル……!!!ぎょえーーバベルの塔ですやん!
って……おのぼりさん丸出しで写真とってたけど。この日は空の青が凄く深くて、雲もなんだか発光するように激しくて、見たかった晩夏の蒼天に近かったかも。
エジプト展、良かった。ほんまにパピルスの死者の書メインだった。こんなに沢山のパピルス見たの初めて....!!!! 感動。天の船とか、心臓スカラベにウロボロスの首飾りとか(永劫の命?)。てか死んでからこんなに色んな段階を踏まんと楽園に到達できないのか、、天秤で心臓の重さを量るだけとおもってた。凄く興味深い。
ツタンカーメン展から予備知識をがつがつ入れまくって行ったし、かつ現地の解説も充実していたけど、これヒエログリフが多少なりと読めればものすっっっっごく面白くなるんじゃないかと思って勉強しようかなと思いつつ挫折する気がする。図説は買わないつもりだったけど気がついたら持ってた。
◆ひるめし
ヒルズのザ・パントリーでサンドウィッチ。めっちゃ普通かと思いきやパンとかフレンチフライがなんかさくさくして、微妙においしいの。でも高い。夜は恵比寿のつばめグリルでハンバーグと思ってたけど腹が減らないし、もうやめて!財布のHPはゼロよ!状態なのでおとなしく帰る。
◆帰ってから
いつも周りの人々の戦利品ダイブと読了の早さに驚かされる。自分は、中学高校と活字中毒だったせいか漫画や小説を読む速度自体はべらぼうに早いのだけど、読んだ後の昇華・消化するスピードが遅いし処理能力が低くてがつんとくるものは一日にそう何種類も噛み砕けないというのもあって。あと「??」と思ったら結構何度も読み返したりしてるので、山を崩すに時間がかかる。
nさんのシャルヤムとイサドゥにぼろ泣きして(支部でいつも美しい絵だなあと眺めていたんだけど、漫画が…二次創作でここまで胸に迫るものを書けるのだと、、捏造やパロや様式美の二次も好きだけどやっぱり一番は作品を愛するファンによる真剣すぎる深読みの文化なのだと思う)、それで暫く頭ぽかーんとしていたので、山はまだ2/3以上残っている、ある意味幸せ。夏黄文受けとかも面白かった。好物の後輩×先輩はこれよりゆっくり楽しみます。
ああこの感動をご本人に伝えたいけど言葉が下手なのともの凄いチキンな性格が災いして。。次のイベントでまた手紙を書こう。。。。と思う。。。。
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ヤ巳(yami)
オチたalfooから引っ越し。雑記。鬱日記、腐った叫び、ごはん日記、感想文、唄詠み、何でも。
◆
マギはいまんとこサンデー本誌おっかけてます。YOKOSHIMAな方面では後輩先輩の掛け算が好物ですが王様と政務官とかノマとかもいける雑食。
◆
あとキュンするのはドロへドロ、シュトヘル。本棚の凶器は京極堂と戦闘妖精雪風。心のバイブルはOZ(樹なつみ)、天翔けるバカ。GKはたっつみーとかドリさんあたり。百鬼夜行抄は癒し。厨二形成いわゆる青春は炎ミラと銀英伝、ハードボイルドはルパン(原作とTV1stシリーズ)、最近小説で泣いたのは梨木香歩(植物園の巣穴とかあのあたり)、お風呂の供はローマ人の物語(塩野七生)、良い夫婦はsamurai7、商業blはえすとえむくらい、ジョジョは岸部露伴と第5部。シルクロードスキーだが卒論はイベリアのイスラーム建築、移住したいのは台湾というちぐはぐ。音楽はリンキンパークからKOKIA、ピアソラ、ハウシュカまで節操無し。[20120601時点]
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マギはいまんとこサンデー本誌おっかけてます。YOKOSHIMAな方面では後輩先輩の掛け算が好物ですが王様と政務官とかノマとかもいける雑食。
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あとキュンするのはドロへドロ、シュトヘル。本棚の凶器は京極堂と戦闘妖精雪風。心のバイブルはOZ(樹なつみ)、天翔けるバカ。GKはたっつみーとかドリさんあたり。百鬼夜行抄は癒し。厨二形成いわゆる青春は炎ミラと銀英伝、ハードボイルドはルパン(原作とTV1stシリーズ)、最近小説で泣いたのは梨木香歩(植物園の巣穴とかあのあたり)、お風呂の供はローマ人の物語(塩野七生)、良い夫婦はsamurai7、商業blはえすとえむくらい、ジョジョは岸部露伴と第5部。シルクロードスキーだが卒論はイベリアのイスラーム建築、移住したいのは台湾というちぐはぐ。音楽はリンキンパークからKOKIA、ピアソラ、ハウシュカまで節操無し。[20120601時点]
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