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◆一ヶ月振りのツイッ短歌だった
 もう降って呉れはすまいか蝉しぐればかりの注ぐ油照りかな
 遠雷の花火に似たり音のみが遅れて爆ぜるばらり雨粒 
 死にゆけるふるへる蝉を木のしとねにそっと据へたる君のその指
 
◆短歌アーカイブ(100首越えました)
 http://yami.kesagiri.net/yakan2/top.html
 
夏は本当に夕焼けが豪勢。半年振りに社畜に戻るべく出社を始めたけど、まだ別部署でリハビリ時短勤務なので夕空が余裕で見られる時間に退社。元々夜は超遅いけど外回りが多い職種だったので、「夕日を眺めながら橋を渡ってオフィスに戻る」みたいなことも多かったんだけど、こんなに美しい光景を地球はタダで披露してくれているのに、ヒトは真っ暗になるまで建物に籠って働いているってどうなのかと思って泣けることがあった。








◆メシの話
夏は特にあったかいもの食べたいとか思わないし、食欲自体がおちぎみなので食生活の堕落。昼はそこそこ食うけど晩飯は手抜きして果物と好物のチーズ、みたいな食事になりがち→旅行でちょっと増やした体重がまたじわじわ減っているので、体力強化にタンパク質摂取メニュー。オリーブオイルたっぷりの鶏肉とパプリカのソテーにホワイトソース(写真一枚目)。レンジでホワイトソースつくる技を習得してから、ちょっと物足りないときの付け合わせに重宝している。
写真二枚目・三枚目は同僚や同期と復帰ランチ。ナ/ガオカケン/メイ御大のD&Departmentのアマトリチャーナと、JeudiCafeのローストポーク。仕事ランチ美味しくてオシャレなお店多いけど予算高くてツライね……だが弁当より外でのびのび食いたい。午後から頑張るために心の充足を。
 



◆マギ サンデー本誌〜147夜
白龍は、真摯なのはわかるんだけどちょっと視野の狭い暴走特急って感じで、そんなに好きなキャラでもなかったんだけど……147夜は、なんかもう不憫で愛おしくて、泣いた。一所懸命兄さん達の思いを背負って来て、痛みも胸に押し込めて自分の肉を切るように決意して、でもたった独り心を赦せる筈の白瑛姉には拒絶反応を示され。「家族でも…こんなバラバラなのに…」が凄く胸に刺さる。
主人公側・アラジンや紅炎やらが目指しているっぽい「ひとりの優れた王とひとつの世界」っていうのはあまりにも理想論だからな。正直、黄牙編の白瑛の「平和の為に傘下に入れ」は本人がそれを最良と純粋に信じているだけに個人的には違和感が拭えなくて。元々自分の青春のバイブル・銀英伝の"腐った民主主義と、優れた支配者による独裁といずれが優れているか"っていう強い刷り込みがあって。ファンタジーに求める理想だって現実世界の鏡だし。後者の方が動物としては自然なカタチなのかもしれないけど、文明社会においては「民衆が責任を放棄して楽をとればいずれ破綻する」といういびつさを孕んでいるんだよね(田中芳樹の政治観は鼻につく部分も多いのだけど、このあたりには素直に感心した)。実はアルマ・トランの「前に進むのをやめた世界」もいびつな楽園だったんじゃないかと思っているし。
白龍の、怨みと絶望に裏打ちされた平和観っていうの?こっちのほうが個人的には理解しやすいというか。でも少年漫画的には、「復讐」は連鎖する不幸の源ということになるし、物語のテーマとしてはそれは断ち切られねばならないと思う。
絶望と孤独は引き合うよな。次号、このまっすぐな瞳をしたジュダルとどんな会話を交わすのか。
 
そうそう紅炎兄、初登場時には戦争ジャンキーみたいな雰囲気をかもしていたけど、がかなり理知的なお方だったですね(ちょっとイイ男すぎるなおい……)。煌の皇帝崩御もこっそりクーデターか?と思ってたけどマミーの方だった。男は役立ち度合いで乗り換えて、怪しい組織をじわじわ宮中に招き入れてのっとってゆく典型的な妖婦……。
 
 
◆マギ13巻
マギ自体読み始めたのが今年の春頃だったので、13〜14巻収録部分は友人宅にあった本誌でとびとびにしか呼んでなくて。まだまだ新鮮に楽しめる。
119夜「別離」〜120夜「ゼパル」は既読だけど何度読んでもいろいろ胸かき乱される話。ドゥニャの亡くなったのは最大のショック……直前の話でアラジンのおっぱい要員になってたけど、こういうところ容赦無いよなあと。
モルさんと白龍のシーンも好きだ。白龍、おもいやりがあってまじめな子だよね。"あなたにも兄弟がいたかも" とても一所懸命、いいこと言う。そして赤い実はじけた(→後に暴走特急→ぷっつんダークサイドに堕ちるけど…)
この巻は表紙にもなってる紅玉ちゃんがいろいろ愛おしかった。つんつんしてるのはやっぱり、寂しかったんだよな。アリババと友達になるシーンなんか少年漫画らしくっていい。ジュダルちゃんとも寂しさでどっかひかれあってるんじゃないかと。「国のために武人として力をふるうのが自分の生き方、でもシンドリアと戦争をするのは、間違っている」賢明で懸命な紅玉ちゃんを、その恋心を手玉に取るのみならずゼパルの力で魂を縛ってしまう、シン。目的の為に手を汚す悪い大人だけど、でもきっと心は痛めてるんだろうなと。冷酷になりきれないシンとそれをわかって支えるジャーファルという構図がとても好きだ。
122夜移行(海賊編導入)は、新たなる旅立ちという感じがしてとてもわくわくする。こういうテンポと切り替えの良さが、メリハリが、大高作品の好きなところかもしれない。アリババ君安定のいじられキャラだし(もうこの子……!大好き……!)
おまけペーパーも安定の面白さ。シンさま、、振り袖、、、?バックで鼓叩いてるヤム、ジャ、マス、シャルの面々が良いですね、先輩楽しそう…かわいい……。
 
 
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ヤ巳(yami)
オチたalfooから引っ越し。雑記。鬱日記、腐った叫び、ごはん日記、感想文、唄詠み、何でも。

マギはいまんとこサンデー本誌おっかけてます。YOKOSHIMAな方面では後輩先輩の掛け算が好物ですが王様と政務官とかノマとかもいける雑食。

あとキュンするのはドロへドロ、シュトヘル。本棚の凶器は京極堂と戦闘妖精雪風。心のバイブルはOZ(樹なつみ)、天翔けるバカ。GKはたっつみーとかドリさんあたり。百鬼夜行抄は癒し。厨二形成いわゆる青春は炎ミラと銀英伝、ハードボイルドはルパン(原作とTV1stシリーズ)、最近小説で泣いたのは梨木香歩(植物園の巣穴とかあのあたり)、お風呂の供はローマ人の物語(塩野七生)、良い夫婦はsamurai7、商業blはえすとえむくらい、ジョジョは岸部露伴と第5部。シルクロードスキーだが卒論はイベリアのイスラーム建築、移住したいのは台湾というちぐはぐ。音楽はリンキンパークからKOKIA、ピアソラ、ハウシュカまで節操無し。[20120601時点]
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